
KREVAのフリースタイルラップの実力と般若の宣戦布告まとめ
日本におけるフリースタイルラップバトルの最初の公式大会である「B BOY PARK」で、1999年~2001年まで3連覇を果たしたKREVAさん。いわゆる“ゼロ年代”前半の“ラップブーム”の火付け役でもある、KREVAさんのラップの実力と、般若さんの突然の宣戦布告をキッパリと断った一件についてもまとめました。
KREVAのプロフィール
KREVAの経歴について
慶應義塾大学環境情報学部(SFC)に在学中だった1995年、小学生時代からの同級生であるCUE(現・CUEZERO)さんと「BY PHAR THE DOPEST」を結成し、アンダーグラウンドで活動を始めたKREVAさん。
1997年から、LITTLEさん、MCUさんと結成した「KICK THE CAN CREW」では、バンドのMCとほぼすべての楽曲のトラックメーキングを担当していました。
そして2002年には、「KICK THE CAN CREW」の大ヒット曲「マルシェ」でNHK紅白歌合戦初出場を果たしています。
2004年6月、日比谷野外音楽堂でのライブを最後に「KICK THE CAN CREW」の活動を休止したKREVAさん。その後はソロとして精力的な音楽活動を展開しています。
KREVAはフリースタイルラップバトルで三連覇を果たした伝説のラッパー
日本におけるフリースタイルラップバトルの“公式”と呼べる最初の大会は、1999年から始まった「B BOY PARK」でした。
そして、その「B BOY PARK」で、1999年~2001年まで3連覇を果たしたのが、いわゆる“ゼロ年代”前半の“ラップブーム”の火付け役の一人である、「KICK THE CAN CREW」のラッパーとして活躍していたKREVAさんなのです。
b boy park2001 MC battle KREVA vs KIN DA SHER ROCK
出典:YouTube
2001年 B-BOY PARK #02 / MC BATTLE 1 / KREVA. 般若. 玉露(ICE BAHN). MOTOY.
出典:YouTube
2001年 B-BOY PARK #04 / MC BATTLE 2 / KREVA. KIN DA SHER ROCK. KENSHIN.般若
出典:YouTube
KREVAさんは、即興でラップするっていうのを日本に広めた人で、KREVAさんが得意としていた“ケツで韻を踏んで話を落とす”というフリースタイルの最もオーソドックスなスタイルは“KREVAスタイル”と呼ばれていました。
KREVAさんが3連覇を果たす以前と以後では、ラップのスタイルのみならず、大会の興行面においても、フリースタイルラップバトルのあり方が大きく変化したと言われています。
KREVAのラップの実力について
KREVAの盟友・CUEZEROが語るKREVAの実力
かつて、KREVAさんと「BY PHAR THE DOPEST」を結成し、アンダーグラウンドでの活動をともにしていた盟友・CUEZEROさんが、KREVAさんが「B BOY PARK」で三連覇を達成した当時の裏話や、KREVAさんの真の実力について語った動画を見つけたのでご紹介しましょう。
出典:YouTube
フリースタイルラップバトルにおいては、「トップオブザヘッド」と言って、“即興性の高さ”がカッコ良さの大きな基準となっています。
KREVAさんはその点において、抜きん出た存在だったようで、CUEZEROさんは当時のKREVAさんの実力について次のように語っています。
それって今言えばちゃっちぃことなんだけど、当時、それをトップ・オブ・ザ・ヘッドで、あのハーレムのステージで、あれをKEN-BOさんか誰かがDJでポン!と出した時に、あれを思いついて、自分のフリースタイルに転換する能力というのは、やっぱり俺はずっと彼の横で曲作ってきたけど、メロディとかループが、自分に与えられた時に何を言うのか、そして、何からそれを派生させていくか、しかも1個の切り口ではなくて、斜めに斬って、横から斬って、下から斬って、どういう風にリリカルに人にライムであったりリリックを伝えていくかということは、本当に素晴らしい。
素晴らしいアーティストだし、やっぱりKICK THE CAN CREWが売れたことというのは、そういうところに凝縮されているのかなと思う。
「B BOY PARK 2005」の覇者・晋平太が語るKREVAの実力
また、「B BOY PARK 2005」の優勝者・晋平太さんは、KREVAさんが果たしたラップ業界に対する功績について次のように語っています。
2001年(「B BOY PARK」で)勝って、すぐ「it’s not over イツナロウバ」出して、その年の瀬に「クリスマス・イブRAP」出して、そのまま「マルシェ」出して、その次の年、紅白歌合戦出てるみたいな。
すぐそこにいた気がするのに…
だからラッパーは夢を観られたんだよね
ついこないだまで同じ大会に出てたKREVAさんが紅白とかに出てるんだよ。
それやばいでしょ?
誰が勝てんだよ?みたいな、そういう人ですね。
てな感じでKREVA、別格。
KICK THE CAN CREW 「it’s not over イツナロウバ」 【PV】
出典:YouTube
KICK THE CAN CREW / クリスマス•イブRAP
出典:YouTube
関連するまとめ

ニドラアサシンは整形?昔の整形前やすっぴんを総まとめ
メイクやネイルにタトゥーを施し個性派ラッパーとして人気を集めるニドラアサシンさんですが、整形疑惑が浮上してい…
sumichel / 3381 view

¥ellow bucksの身長・タトゥー・髪型やファッションを総まとめ
若者に絶大な人気を誇り大注目のラッパー¥ellow bucks(イエロー バックス)さんですが、2021年1…
sumichel / 10211 view

日本人ラッパー人気ランキングTOP30!ラップが上手い【最新決定版】
多岐にわたるミュージックジャンルの中で、ラップはメッセージ性があり、さらにファッション性もあることから世界的…
maru._.wanwan / 7686 view

Ryo(ケツメイシ)の父親は医者!出身高校と大学・薬剤師の資格保有などまとめ
ケツメイシのメンバーの一人であるRyoさんは、東京薬科大学を卒業し薬剤師の資格を持っています。 今回はRy…
さくら / 3084 view

CIMBAの本名と年齢は?父親/母親/兄弟など家族&生い立ちも総まとめ
ゆきぽよとの熱愛が報じられ注目を集めるシンガーソングライターのCIMBAさん。そこで今回は、CIMBAさんの…
sumichel / 2164 view

CIMBAは結婚歴あり?嫁や子供・彼女ゆきぽよとの熱愛報道を総まとめ
シンガーソングライターとして人気を誇るCIMBAさんですが、過去に結婚歴があり子供がいると噂されています。そ…
sumichel / 1582 view

二ドラアサシンの学歴は京都大学?出身高校や中学・小学校も総まとめ
個性的なラップが魅力のニドラアサシン。彼は見た目もかなり個性的で、どういった学歴を歩んできたのか気になるファ…
aquanaut369 / 5982 view
この記事を書いたライター
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

阿修羅MIC(ラッパー)の身長と刺青!ファッションや髪型を総まとめ
関西を拠点に活動するアウトローラッパーである阿修羅MICさん。今回、意外に低いとも言われている阿修羅MICさ…
passpi / 4328 view

AK-69の人気曲ランキング30選【最新決定版・動画付き】
AK-89は、ヒップホップMCとしてこれまで格闘技やプロ野球の場でタイアップ曲を提供してきました。今回はそん…
maru._.wanwan / 905 view

世界・洋楽ラッパーの人気ランキングTOP30!ヒップホップが得意【最新決定版】
クラブに行くような人は間違いなく耳馴染みのあるジャンルであるヒップホップ。日本だけではなく、洋楽のヒップホッ…
maru._.wanwan / 14265 view

FUNKY髭HANKの現在!電波少女の脱退理由と近況まとめ
ニコニコ動画発のラップユニット「電波少女」の元メンバー・FUNKY髭HANKの電波少女からの脱退理由と現在を…
Luccy / 2440 view

村上恭平(MURVSAKI)の父親は?実家の家族・生い立ちまとめ
HIPHOPの人気プロデューサーで2020年に逮捕されたMURVSAKIIこと村上恭平さんですが、実家の家族…
sumichel / 1208 view

Zeebra息子・横井健人と横井錬のプロフィール!親子の関係や仲にまつわるエピソード…
ヒップホップ界のカリスマとして名高い、ラッパーのZeebraさんには、最初に結婚した嫁との間に、横井健人さん…
passpi / 3642 view
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
別名: Dr.K、DJ908
本名: 畠山貴志
生誕: 1976年6月18日
出身地: 東京都江戸川区
身長: 177 cm
血液型: O型
学歴: 慶應義塾大学環境情報学部
ジャンル: ヒップホップ、ポップラップ
職業: ラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー、DJ
活動期間: 2004年 -
事務所: エレメンツ
共同作業者: KICK THE CAN CREW、DJ SHUHO、熊井吾郎