2000年代に大ブレイクしたガールズバンド「ZONE」のギタリストで、初代リーダーを務めていたTAKAYO。

ZONE随一の演奏能力を持ち、バンドのブレイクに貢献したTAKAYOですが、メジャーデビューから約3年で脱退しました。

ここではTAKAYOの脱退理由の真相、脱退後の活動、北海道にある出身高校の詳細、関係者の発信で明かされたボイストレーナー・ミカとの関係をまとめました。
ZONEの初代リーダー・TAKAYOの現在に迫ります。

本名：大越貴代
生年月日：1985年6月13日
出身地：北海道札幌市
血液型：A型

2001年に4人組ガールズバンド「ZONE」としてメジャーデビューした、ギター担当で初代リーダーのTAKAYO。

3rdシングル「secret base 〜君がくれたもの〜」が大ヒットしたことで一躍ブレイクを果たしました。

ZONEの最年長メンバーであり、初代リーダーとしてバンドをまとめてきた存在です。

ZONEといえばボーカルのMIYUをイメージする人も少なくないですが、元々はTAKAYOのために作られたグループであることを当時の関係者が明かしています。

ZONEのプロデュースを手掛け、「secret base～君がくれたもの～」を始め多くの楽曲を作詞作曲した音楽プロデューサーの町田紀彦氏は、TAKAYOの才能に惚れ込んでTAKAYOのために曲を作り、TAKAYOのバックグループとしてZONEを結成しました。

TAKAYOを中心に売り出されるかと思いきや、ボーカルのMIYUの才能が開花したことで、ボーカル2人体制の「SPEED」のようなグループに方針を転換しました。
ZONEはSPEEDと差別化を図るために楽器を持って歌うバンドとアイドルの融合グループとなったのです。

ZONEの中心メンバーとしてプロデューサーからの信頼を受け、メンバー随一の演奏能力でバンドを支えてきたTAKAYO。

リーダーとしてバンドに欠かせない存在でしたが、デビューから約3年後の2003年末にZONEを脱退しました。


2003年のNHK紅白歌合戦への出場を最後にZONEを去ったTAKAYOですが、脱退理由は公式には「進学のため」と言われています。

実際に短大に進学しており、進学のためという脱退理由が間違っているわけではありませんが、ZONEと懇意にしていたFenderチームの音楽関係者がブログでTAKAYO脱退の真相を明かしています。

関係者によると、TAKAYOと所属事務所の間でZONEの方向性に関する意見の相違があったとのことです。

アイドル路線で売っていこうとする事務所と、息の長いアーティストとして育っていこうとするTAKAYO。
双方の意見が食い違ったことが理由で、方向性に疑問を持ったTAKAYOが脱退を選んだと言われています。

TAKAYOはZONE脱退後、短大を卒業してから「Takayo」名義でソロ活動を開始しました。
脱退以降、ZONEに関わることはなく、再結成にも参加していません。

ZONE脱退後のソロデビューにあたって、TAKAYOが頼ったのがボイストレーナーのミカという女性です。

ミカ氏はZONE時代のボイストレーナーであり、TAKAYOが長い間信頼を寄せる人物です。

TAKAYOは短大卒業後の進路について悩み、就職するにも元ZONEという事実がネックになると考え、もう一度歌を歌うことを決意しました。
そこで頼ったのがミカ氏であり、再デビューに向けて協力してもらったといいます。

ミカ氏の協力もあり、TAKAYOはその後アルバム「Takayo」「My Best Friends」をリリースし、ライブ活動も行なっていました。しかし約1年程の活動でブログを閉鎖し、地元北海道へ戻りました。

TAKAYOは地元・北海道の高校に通っていました。
高校は「札幌新陽高等学校（さっぽろしんようこうとうがっこう）」で、札幌市にある全日制普通科の私立高校です。

TAKAYOの他にも、シンガーソングライターの佐々木好、佐藤広大、サッカー選手の鶴野太貴、中山和弥などもこの高校の出身者です。

進学を理由にZONEを脱退したTAKAYOは、その後「光塩学園女子短期大学食物栄養科」に進学しました。