般若さんは、ハーフで日本人の母親と韓国人の父親との間に産まれました。しかし父親は1歳半から2歳の間にすでにいなかったので、父親の記憶がないようです。
さらに、自身がハーフということも20歳を過ぎて知ったそうで「昭和の残党」と自ら称しています。

般若さんが、ラッパーを目指すようになったのは高校性の頃ですが、最初はDJを目指していました。
ラップにはまったきっかけは、高校の文化祭で隣のクラスの女の子がラップをしていた姿を見て衝撃を受けたそうです。
生れてはじめて「これなら自分でもできるかも」と思い、すぐにカセットテープをもらうと日本語ラップについて教わっていきます。

高校を卒業して仕事していることもあり、23～4歳の時に一度ラップ自体を辞めようとおもっていた時期がありました。

しかしその後、いくつもシングルやアルバムをリリースされテレビ朝日のバラエティ番組の「フリースタイルダンジョン」にラスボスとしても出演されていました。

ラッパーとしても活躍されている般若さん、ラップ以外にも俳優や声優の活動もされています。

俳優として出演した作品の1つである「ボイス 110（イチイチゼロ）緊急指令室」では、女子大生・荻原夏美（吉川愛さん）を誘拐する犯人川島武雄役に挑戦。

ドラマでは、荻原夏美を誘拐し拘束。逃げ出した荻原夏美を追い詰めていき、捕まえると殴るけるの暴行を加えるとという展開でしたが、この時の般若さんの演技が目を見開いておりその演技に視聴者からはこのような声が聴かれています。
「般若さん、（韓国ドラマの）原作より怖くしてどうするの」「『シャイニング』のジャック・ニコルソンが頭をよぎった」といった声が多く、その演技の高さを物語っているようです。

般若さん自身も「原作の犯人を超える恐怖を残そうと心に決めました。そして見ている人たちが、『早く川島を捕まえて』と思ってもらえたらうれしいです。」と語っています。

般若さんはこれからも楽しみな俳優の一人になったようです。

■テレビドラマ
スモーキング第3話「再開」（2018年5月4日、テレビ東京） - 獣一 役
やれたかも委員会「クラブナイト編 クラブナイトへGo!」（2018年5月6日、MBS・TBS） - マスター 役
dele(ディーリー)第1回（2018年8月28日、テレビ朝日） - 牧野仁志巡査部長 役
Iターン（2019年7月12日 - 9月28日、テレビ東京） - 神野晃 役
ボイス 110緊急指令室 第1話（2019年7月13日、日本テレビ） - 川島武雄 役
日曜プライム 刑事ゼロ SP（2020年） ‐ 坂出仲満
未満警察　ミッドナイトランナー 第8話(2020年8月15日、日本テレビ)-河東役

■映画
Zアイランド（2015年5月16日、KADOKAWA・吉本興業
ビジランテ（2017年12月9日、東京テアトル） - 大迫護 役
チェリーボーイズ（2018年2月17日、アークエンタテインメント） - 五木誠一郎 役
ギャングース（2018年11月23日、キノフィルムズ・木下グループ） - 班目 役
吾郎の新世界（2019年3月2日）
きみの瞳が問いかけている（2020年10月23日、ギャガ） - 金井 役
タイトル、拒絶（2020年11月13日、アークエンタテインメント） - 山下 役
その男、東京につき（2020年12月25日） - 自身のドキュメンタリー映画
ある用務員（2021年1月公開）

■配信ドラマ
湘南純愛組!（2020年2月28日、Amazonプライム・ビデオ）

■アニメ
DEVILMAN crybaby（2018年1月5日、Netflix）バボ 役（声の出演）

般若さんの役は牧野という謎の男を演じています。
牧野とは、「片山薫の自宅マンションにいた謎の男。薫を訪ねてきた祐太郎に、いきなり襲いかかってくる。薫との関係性は不明」ということです。

般若さんは「刺激 熱量 興奮が全て詰め込まれた作品だと思います。ドキドキが止まらないッッ!!」と語っています。

般若さん演じる神野さんはいつも鬼の形相で睨みをきかせているという人物のようです。

Iターンでの演技をみた視聴者は、「あんなカッコいい殺陣が見られるなんて思わなかった。般若さんも日本刀がめちゃくちゃ似合ってた」「Iターンの般若さんかっこよすぎ」など好評のようです。

ドラマ以外にも般若さんは声優としても活動されています。
その漫画は「DEVILMAN crybaby」で不良グループの声を担当しました。
般若さんは、「今回、声優初仕事とあって緊張しましたが、蓋を開ければKEN様が書き上げた詩をラップするという作業でいつものレコーディングとあまり変わりは無かったです。」とコメントしています。

般若さんは「ダンジョンモンスター」と「ブラックモンスター」によるチーム戦が終わると、突然「本日をもってラスボスを降ります」と引退宣言をし驚かせました。

「ラスボスになる人と一度戦ってみたい」とし、僕はこれまで9回戦ってきました。9という字は半端な数字なので10回戦ってみよう。これで般若は本当の本当にMCバトルを引退です」と語り、対戦相手と2代目ラスボスをR-指定に指定しました。


その言葉通り新旧ラスボスのラストバトルが行われました。
ラップバトルというと、罵り合うイメージが強いですがこの回はお互いがリスペクトと感謝の言葉でのバトルで神回と言われています。