河村隆一さんは元LUNA SEAのメンバーでボーカルを担当していました。
LUNA SEAは河村さんが主体となって結成したようなイメージがありますが、実はLUNA SEAの中で最後にメンバーになったのが河村さんなのです。
メンバーになったいきさつですが、17歳で上京したときにアパートを借りることができずに友人の家を転々としアルバイトをしていました。
そんな時に町田のライブハウスでLUNA SEA（当時LUNACY）に出会いLUNA SEAのボーカルが脱退するということで河村さんが加入されました。

今はさわやかなイケメンの河村さんですが、インディーズ時代は床に届くほどのロングヘアーでした。

1997年にLUNA SEAが活動休止になるとソロ活動を開始し、歌手としてはもちろんバラエティ番組やドラマにも出演するなど幅広く活動されていました。

2000年に解散し2005年にINORANやH.HAYAMAとTourbillonを結成しています。

プライベートでは、2006年にミス日本グランプリの佐野公美と結婚し2009年に男の子が産まれました。

LUNA SEAは5人組のロックバンドで1992年にメジャーデビューを果たしました。
翌年にリリースしたシングル「BELIEVE」がオリコン初登場1位を獲得すると、その後も
「IN MY DREAM (WITH SHIVER)」や「ROSIER」などヒットが続き、一躍人気バンドに躍り出ました。

1997年には2枚組ベスト・アルバム「SINGLES」がバンド初となるミリオンセラーを達成しました。
ライブやツアーも日本だけではなく香港や上海など精力的に活動していましたが、2000年にLUNA SEA終幕発表がされました。

しかし、2010年に活動を再開し、現在もLUNA SEAは活動を続けています。

SUGIZO（スギゾー）…ギター＆バイオリン＆コーラス
INORAN（イノラン）…ギター＆コーラス
J（ジェイ）…ベース＆コーラス
真矢（しんや）…ドラムス＆パーカッション

その内容は、「少し前にみつかった・・肺の腺癌を切除する手術を１１日に行いました」と報告されています。

肺がんは、4種類に分類されます。
その種類とは、「小細胞ガン」「腺ガン」「扁平上皮ガン」「大細胞ガン」で肺がん全体の約5割を占めるのが腺ガンです。
河村さんもこの肺腺ガンだったということです。

この肺腺ガンですが記憶に新しいのは、歌舞伎俳優の中村獅童さんが初期の肺腺がんが見つかったと2017年に発表されました。中村獅童さんは手術を受け同年の11月に舞台復帰を果たしたことでも話題になりました。

河村さんの肺腺がんの症状や原因についてなどの詳しい情報は見つからず、詳しいことはわかりません。

なので、肺腺がんの症状や原因について分かりやすく説明したいと思います。


肺腺がんは、肺がんの一つで肺の末梢（まっしょう）部にできやすく初期には自覚症状がほとんどないと言われています。
その為、咳や血たん、息切れや痛みなどの症状が出た時には進行しておりステージ3ぐらいに進んでいることもあるようです。

肺がんになる原因については、たばこに含まれる発がん物質が肺細胞の遺伝子を傷つけ、時間をかけてがん化されていくようです。
喫煙歴の長さや1日のたばこの量、たばこを吸い始めた年齢が若いほどリスクが高いといわれています。しかし、肺腺ガンは非喫煙者であってもかかる人が日本などのアジア人に多く、たばこだけが原因ではないようです。
その他に考えられる原因としては、アスベストの吸引や大気汚染なども原因のひとつとして挙げられています。

このように初期の場合症状がないようなので、河村さんも症状がなかった可能性が高いと思われます。

肺腺がんのステージは大きく4つ「I期（ステージ1）・II期（ステージ2）・III期（ステージ3）・IV期（ステージ4）」に区分されており、ステージ１はより早期ということになります。

I期（ステージ1）・II期（ステージ2）・III期（ステージ3）の一部が手術による治療ですが、IV期（ステージ4）になると他の臓器に肺がんが転移しているので薬物療法になります。

河村さんの肺腺がんのステージがどのレベルかは情報がないので詳しくは分かりませんが、「今回のオペは部分切除。まだ小さな癌だったので術後の放射線や抗がん剤も使う必要がないそうです」と部分切除したことと術後について報告されています。

この報告内容から河村さんの肺腺がんのステージは1ぐらいのかなり初期だったのではないかと推測されます。

河村さんの余命について調べましたが上記にも記載していますように、肺腺がんはかなり初期に見つかり手術の後の経過もいいようですので、余命と言うような危ない状態ではありません。

ブログでも「術後は良好に回復しております。肺活量も今までとほぼ変わらないだろうということ!! ヴォーカリストとしては一番気になるところ・・。」とし、「これからの残された時間、一本一本のライブが大切になっていきます。後悔を残さぬように、自分のもてる最高のパフォーマンスを出し切れる様にのぞんで参ります。これからも応援よろしくお願いします」と休養のあと復帰することをファンにメッセージを送っています。