名前：川島 道行（かわしま みちゆき）
生年月日：1969年8月24日
出身地：岩手県
血液型：A型
職業：ミュージシャン

川島道行は人気ロックユニット「BOOM BOOM SATELLITES」にてボーカルを務めていたメンバーで、相方はベースを担当していた中野雅之です。同ユニットは1990年に結成され、1997年にベルギーのレーベルからデビュー。その後は日本のレーベルから再度デビューを果たし、長年に渡って活躍していました。

川島道行の嫁は女優の須藤理沙。2人は2006年に結婚を発表し、翌年には長女を出産。2011年には次女も生まれて2児のパパに。2人は共通の知人を通じて知り合ったようで、交際期間は2年。互いのことは「よき理解者」だとしていて、妊娠が発覚したことで結婚することにしたのだそうです。

名前：須藤 理彩（すどう りさ）
生年月日：1976年7月24日
出身地：神奈川県
身長：165㎝
血液型：O型
職業：女優

川島道行は2016年10月9日に亡くなりました。享年47歳でした。彼は長年ある病魔に悩まされていて、その病気が原因で死去。晩年は体調不良でライブ活動の休止やイベント出演のキャンセルが相次ぎ、ファンからは心配する声が多く挙がっていました。

亡くなる4ヶ月ほど前にはラストシングル「LAY YOUR HANDS ON ME」がリリースされ、Twitterではファンに向けて感謝の想いを綴っていました。

川島道行の死因については「脳腫瘍」だと公表されています。脳腫瘍とは脳にできた腫瘍のことを指す病気のことで、数多くの種類があり、比較的珍しい病気とされています。また、彼はこの脳腫瘍に長年悩まされていたこともわかっていて、2015年7月に「再発」という診断結果を受け、以降は闘病生活を送りながら音楽活動も続けていました。

川島道行は脳腫瘍という病気で亡くなってしまいましたが、その種類については「悪性グリオーマ」だったのではないかとネットで噂になっています。脳腫瘍の悪性グリオーマとは悪性脳腫瘍の3分の1を占めると言われていて、正常な組織に染み込むように広がるため、手術が難しく、放射線や抗がん剤治療なども行われることが多いのだとか。そのため、手術や治療にはかなり高度な医療が必要で、彼の闘病生活も大変なものだったのではないかと思われます。

川島道行が亡くなったあと、相方の中野雅之は「BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之」として活動し、楽曲制作やアーティストのプロデュースを中心に活動していました。ですが、2017年6月にBOOM BOOM SATELLITESとしてラストライブを行い、BOOM BOOM SATELLITESとしての活動に終止符を打ちました。

川島道行はじつは「19年」もの間、脳腫瘍の闘病生活を送っていたようで、初めて脳腫瘍が発覚したのはデビュー直後の1997年のことでした。病気が発覚したあとはすぐに手術を受けたものの、1999年に再発。

さらに2013年と2014年にも再発していて、再発のたびに手術を受けていました。

相方の中野雅之は2015年からすでに「BOOM BOOM SATELLITES」としての終わりを感じていたようで、そのきっかけとなったのは医師から見せられたMRI。

その診断結果から「脳が危険な状態」であることが判明し、医師からは「日常生活が送れていることが信じられない」と言われたのだとか。また、中野雅之自身も以前から川島道行の変化は感じていたようで、この頃に「BOOM BOOM SATELLITES」に幕を下ろすことを意識し始めたのだそうです。

川島道行は闘病生活中はTwitterにて自身の近況をファンに向けて報告していたようで、当初は復活することを目標に頑張っていました。ただ、2016年に入るとツイート回数は目に見えて減り、この頃にはかなり体も弱っていたのではないかと思われます。

川島道行の最期についてはとくにこれといった情報はなく、おそらく家族に見守られながらだったのではないかと思われます。ただ、亡くなる前の様子については相方の中野雅之がインタビューで語っていて、「会話がままならない」ことや「歌ったり、演奏したりするのは不可能」だと明かされていました。

そのため、川島道行は亡くなる前は「ほぼ寝たきりで意思疎通も難しい状態」だったことが伺え、復帰も絶望的だったことがわかりました。

川島道行の葬儀・告別式は2016年10月13日に横浜市にある「妙蓮寺」で行われ、喪主を務めたのは嫁の須藤理彩。相方の中野雅之は弔辞で過去の思い出を語り、300人に見送られ旅立ちました。

須藤理彩は気丈に振る舞っていたものの、涙ぐむシーンも多く、最後は「川島道行に出会ってくださって、ありがとうございました」とあいさつしていました。