名前：門倉 有希（かどくら ゆき）
本名：金田 充恵（かねだ みつえ）
生年月日：1973年12月1日
没年月日：2024年6月6日

門倉有希は、楽曲「ノラ」のヒットで知られる歌手です。

音楽好きだった祖父の影響で歌に興味を持ち、幼少期から実家の酒屋の倉庫で歌う毎日を過ごしていました。

17歳の時にレコード会社のオーディションを受けて合格し、1994年にシングル「鴎…カモメ」で歌手デビューを果たしました。

1996年には「女の漁歌」でNHK新人歌謡コンテストのグランプリを受賞し、その年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たしています。

1998年に発売した8thシングル「ノラ」が売上80万枚を超えるヒットとなり、抜群の歌唱力とハスキーな歌声の魅力で多くの人に愛される歌手となりました。

2024年6月6日、門倉有希が乳がんのため死去したことが発表されました。

門倉有希は2019年に自身のブログで乳がんに罹患していることを公表し、再びステージに立つことを目指して治療を行なっていました。

2024年2月には歌手デビュー30周年を迎え、5月22日には歌手生活30周年を記念したベストアルバムをリリースしたばかりでしたが、5年4ヶ月におよぶ闘病生活の末、50歳という若さで亡くなりました。

ここではそんな門倉有希の家族や結婚をまとめました。
実家の家族の情報、結婚した旦那や子供の情報、何匹もの猫を飼っている愛猫家エピソード、自宅の様子など、門倉有希の気になる私生活をお届けします。

門倉有希の実家の家族は、過去にバラエティ番組「オールスター家族対抗歌合戦」に出演したことがあります。

母親・叔母・従姉妹などが出演して一緒に歌を歌ったとのことで、人柄がよく雰囲気ばっちりな家族関係を築いていることが窺えました。

また、門倉有希には兄がいます。
しかし兄は一般人のため詳細な情報は公表されておらず、職業や経歴などは不明でした。

門倉有希は2019年に乳がんが発覚した後、長年交際してきた所属事務所の代表取締役と結婚しました。

門倉有希は2018年8月頃から胸部に異変を感じるようになり、当初は単なるできものだと思って市販薬の塗り薬で対処し、痛みを自覚しながらも仕事を続けていました。

しかし2019年2月に貧血で倒れて緊急入院し、検査の結果乳がんが見つかったといいます。

この時は結婚しておらず独身でしたが、乳がんが発覚したことが機となったのか、病気を公表した際に所属事務所の代表取締役と結婚したことを併せて報告し、40代半ばで初の結婚となりました。

門倉有希は乳がん発覚後に結婚するまで、一度も結婚していませんでした。

2015年のインタビューでは、「結婚はあまり考えてない」と結婚願望がないことを明かし、「それよりもいい年の取り方をしたい。新しいチャレンジをどんどんして、胸を張って40代を生きていきたい」と語っていました。

2016年放送の「爆報！THEフライデー」に出演した際にも、結婚はしておらず彼氏もいないことを明かしていました。

長らく結婚はせず独身生活を続けてきた門倉有希ですが、病気が発覚したことで交際中だった彼氏と結婚を決意し、2024年に亡くなるまで約5年間の結婚生活を送りました。

門倉有希の旦那は、個人事務所である「門倉有希音楽事務所」の代表取締役を務める金田大氏です。
門倉有希の死後、葬儀では旦那が喪主を務めました。

旦那が所属事務所の代表取締役に就任したのは2021年頃なので、病気が発覚してから個人事務所を任せるために旦那を代表取締役に迎えたのではないかと考えられます。

旦那とは長年交際していたとのことですが、詳細な交際期間は公表されていません。
テレビ番組では長らく独身で彼氏もいないことをネタにしていた門倉有希ですが、最期は愛する人に見守られて旅立つことができたようです。

門倉有希には子供はいません。

2019年に結婚するまで独身キャラをネタにしていた門倉有希は、結婚した時点ですでに40代半ばで、もし子供ができたとしても高齢出産になります。

そもそも結婚したのは乳がんが発覚してからなので、子供を作るという余裕はなく、自身の病気の治療に専念していたものと思われます。

門倉有希は無類の猫好きとして知られており、生前は「小動物看護士」「小動物介護士」「ドッグシッター」の資格を取得するなど、生粋の愛猫家として暮らしていました。

猫好きが高じて、2015年には著書「長生きねことの暮らし支度」を出版しており、保護ねこ活動にも熱心に取り組んでいたことがわかっています。