CMJKさんは、テクノバンド「Cutemen」での活動を一旦終了した後、1990年に電気グルーヴに加入し電子楽器のプログラミングと作曲を担当しています。
しかし、1stアルバム「FLASH PAPA」を発表後に脱退されています。

電気グルーヴ脱退後は、ピコリンとCutemenとしての活動を再開しています。
さらに、元M-AGEの梶原裕司さんと共にCONFUSIONを結成しそして、ゴッサムシティ、C.T.Scan、Alex incの変名でも活動していました。

1989年に石野卓球、ピエール瀧、若王子耳夫を中心に結成したバンドで1991年にシングル「RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 300000000000) / TMN VS 電気GROOVE」でメジャーデビューしました。

結成当時はラップも取り入れていたのでヒップホップグループに分類されていましたが、
1993年以降電子音楽を主体としたスタイルへと移行し、ディスコやテクノポップ、ダンスミュージックから、テクノ、エレクトロニカ、アンビエントなど幅広い電子音楽が特徴です。

電気グルーヴはメンバーの入れ替わりが多いグループでしたが、石野さんとピエール瀧さん砂原良徳さんの3人で8年間ほど活動した後、砂原さんが脱退し2人で活動を続けています。

メンバーはソロ活動も行っており、石野さんは細川ふみえさんや篠原ともえさんをプロデュースしています。
ピエール瀧さんは、映画「ステレオフューチャー」や「ローレライ」などに出演し、さらに漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で連載していた「樹海少年ZOO1」の漫画原作を担当するなど多方面の活動をされています。

CMJKさんが電気グルーヴグループを脱退した理由は、当時メンバーとの不仲説とマスコミによって憶測が流れました。

しかし、本当は不仲ということではなく違う理由がありました。
その理由については、電気グルーヴのファンクラブ「電気グルーヴ INFORMATION」で「号外」として掲載されました。

「最初に断っておくが僕は(1)『DGが嫌い』とか(2)『卓球が嫌い』とか(3)『ディレクターが嫌い』などとゆー 鼻クソみたいな理由でやめるわけではない。 (1)については、本当にそんな事はなくて、今までのDGも今後のDGも僕の中では格好いい存在でありつづけるはずだ。 着のみの普段着と安い機材、素のままのキャラクター等、DGの価値観は今までになかったものだと思っている。 立つ鳥跡をにごさず。 (2)については、確かに卓球は酒を飲んではからみ、しりの穴を押しつけるはチンポは出すはで気違いだが、 僕は彼を日本のアダムスキーだと思っている。 (3)については事務所の社長にまで「お前、そんなに嫌いか？」と言われたぐらい噂が広まったよーだが、 全然そんな事はない。」とし、噂の不仲説を否定されています。

さらに、「僕には人気グループの一員として楽に活動し、定期的に印税を受け取り、宝島の表紙になって、 女にもてる……とゆー図式があまり格好いいものには思えない。サクセス・ストーリーにおける既成のロックバンド的プロセスを踏んでいくと ゆーのは、やっぱり性に合わない。」と脱退した理由を明かしています。

その理由通り、不仲での脱退ではないためバンドを脱退してからもメンバーとの付き合いは現在でも続いているようです。
さらに、電気グルーヴ10周年企画アルバム「The Last Supper」にも参加されています。

CMJKさんはマスコミ向けに脱退会見を行いました。
その会見というのが、石野さんと瀧さんが全裸でバックに立っているところに「もうこんな奴等とはやってられません」と言い放ったもので「全裸会見」と呼ばれこのパフォーマンスは大きな話題になりました。