バンド名：安全地帯
活動期間：1982年-1992年、2002年-2003年、2010年-活動中

主なリリース作品
シングル
1982年2月25日　萠黄色のスナップ
1983年11月25日　ワインレッドの心
1984年10月25日　恋の予感
1985年6月25日　悲しみにさよなら
1987年12月2日　Juliet
1993年2月10日　ひとりぼっちのエール
2003年9月18日　雨のち晴れ/ショコラ
2011年8月24日　結界/田園

オリジナルアルバム
1983年1月25日　安全地帯I Remember to Remember
1991年12月11日安全地帯VIII〜太陽
2003年10月22日　安全地帯X～雨のち晴れ～
2011年9月14日　安全地帯XII
2011年11月16日　安全地帯XIII JUNK
2013年3月6日　安全地帯XIV～The Saltmoderate Show～

ベストアルバム
1988年12月10日　I Love Youからはじめよう-安全地帯BEST-
2001年6月21日　THE VERY BEST of 安全地帯
2017年5月31日　ALL TIME BEST

リスナーたちの心に響く名曲でファンを魅了し続けている安全地帯は、1973年に誕生。ボーカル&ギターの玉置浩二さん、ギターの武沢豊さんが中心となり結成し、当初は元メンバーの武沢俊也さんと3人でフォークグループ「インベーダー」として活動を開始しました。

その後、ロックバンドへと方向性を変更し、名前もインベーダーから「安全地帯」へと変更。活動を経てインベーダー時代からメンバーも変わり、玉置浩二さん、武沢豊さん、矢萩渉さん、六土開正さん、田中裕二さんの5人で長年に渡り活躍中です。

1982年2月25日に発売されたシングル「萠黄色のスナップ」で、安全地帯はメジャーデビュー。当時安全地帯は井上陽水さんのバックバンドとしても注目を集めていた最中のメジャーデビューでもあったため、当時の音楽ファンたちの間でも大きな話題になりました。

1983年11月25日にリリースされたセカンドシングル「ワインレッドの心」は、安全地帯を語るうえで欠かせない代表曲のひとつ。フジテレビ系列のテレビドラマ「間違いだらけの夫選び」のエンディングテーマに起用され、シングルCDはオリコン週間シングルランキングで1位、1994年度オリコン年間シングルランキングでは2位を記録しています。

「ワインレッドの心」をカバーしているアーティストは多く、研ナオコさん、杏里さん、布施明さんなどの超大物たちもカバー。楽曲の歌詞を手掛けた井上陽水さんもカバーバージョンを発表しており、「エヴァンゲリオン」シリーズの碇シンジ役などで有名な声優の緒方恵美さんも、「ワインレッドの心」のカバーバージョンをシングルとして1996年10月7日にリリースしています。

1985年6月25日にリリースされた9作目のシングル曲「悲しみにさよなら」も、ファン人気が高い安全地帯の代表曲。オリコン週間シングルランキングで1位、1985年度オリコン年間シングルランキングで9位を記録した大ヒットナンバーであり、「悲しみにさよなら」で安全地帯は初めてNHK紅白歌合戦への出演を果たしました。

また、「悲しみにさよなら」も超大物アーティストたちがカバーしており、島谷ひとみさん、加藤いづみさん、つるの剛士さんもカバーしています。

安全地帯と言えば、井上陽水さんのコラボレーション楽曲「夏の終りのハーモニー」も有名です。

「夏の終りのハーモニー」は1986年9月25日に「俺はシャウト！」との両A面シングルとしてリリースされた楽曲であり、作詞は井上陽水さん、作曲を玉置浩二さんが担当。両A面シングル曲として収録されている「俺はシャウト！」も人気が高く、同じく井上陽水さんが作詞、玉置浩二さんが作曲を手掛けています。

シングルCDは、オリコン週間シングルランキングで6位を記録。また、「夏の終りのハーモニー」は、多くのアーティストがカバーしており、中村あゆみさん、猿岩石、DEENなどもカバーバージョンを発表。玉置浩二さんのセルフカバーバージョンも発表されており、玉置浩二さんのセルフカバーアルバム「ワインレッドの心」に収録されています。

現在も活動中の安全地帯ですが、今までに3回ほど活動を休止したことがありました。


1度目の活動休止期間に入ったのは、1988年のこと。メンバーたちの音楽の方向性に相違があったためとのことで、およそ2年間、安全地帯は活動を休止しました。

活動を再開した安全地帯やシングルやアルバムをリリースし、テレビ番組にも多数出演。絶好調に活動を行っていた1992年、安全地帯は再び活動を休止。2002年に活動を再開した安全地帯ですが、翌年の2003年に再び活動を休止しています。

2度目と3度目の活動休止理由について、インターネット上では情報が見当たりませんでした。