アミューズ所属の福山雅治は、シンガーソングライターや俳優、ラジオDJなど様々な分野で活躍されています。

53歳とは思えない若々しさと色気、そしてユニークなキャラクターで世の女性たちを虜にしている福山雅治は、まさに順風満帆のように思えますが、実は壮絶な生い立ちを送っていたようです。

長崎県長崎市にある実家にて1969年2月6日午前6時40分に4,000グラム超で出生。2人兄弟の次男として生まれました。

長崎県出身の福山雅治の両親は、第2次世界大戦中にB‐29によって長崎県に投下された原子爆弾によって被爆されたそうです。

そのためか父親は定職にもつかず、さらにギャンブル依存症だったようで、家計を酷く苦しめていたのだそうです。生活費は母親がパートで稼いだお金だけだったため、幼少期は非常に貧しい生活を送っていたそうです。

兄の影響で中学1年生の時にギターを弾き始め、中学2年生の頃に友人とバンドを結成し、卒業式前日に学校の体育館にて最初で最後のライブを行いました。

中学時代は兄の紹介でブラスバンド部に入部し、ホルンを担当します。また、中学3年生の時には部長を務めていました。

「ましゃ」の愛称で親しまれていた福山雅治は、当時から女の子にモテモテだったようで、音楽室には『福山くん大好き』や『福山くん命』という落書きがあり、毎日消すのが大変だったそうです。

長崎県立長崎工業高等学校情報技術科卒業後は、母親を安心させるため長崎の電子計測器会社に5か月間勤務しましたが、音楽への思いが断ち切れず、会社を辞めて単身上京しました。

長崎で戦争中に被爆された父親は、その影響か定職にもつかず、あげくギャンブル依存症となり、家にもほとんど帰ってきませんでした。

母親がパートで稼いだお金だけで生活を送っていましたが、そのお金も父親が博打に使ったり、お酒代に消えていったそうです。

福山雅治は、幼少期に父親とどこかに出掛けたり、遊んでもらったりしたという記憶がないようです。福山雅治の父親は、福山雅治が高校2年生の時に病気で亡くなってしまったようです。長生きできなかったのは、被爆の影響もあったのかもしれないですね。

父親の葬式には麻雀仲間が多くやってきたようで、涙を流しながら牌を並べていたそうです。家庭を顧みなかった父親ですが、葬式で泣いてくれる仲間はいたようですね。

福山雅治の母親は、「勝子」という名前だそうです。上の画像の女性が母親ですが、とても綺麗な方ですね。福山雅治の端整な顔立ちは母親譲りかもしれないですね。

高校卒業後は母親を安心させるため、地元の会社に就職しましたが、母親は少し過干渉なところがあり、社会人になってからも帰りが遅かったり、家に女の子が遊びに来たりすると、色々理由を聞かれたり怒られたりしていたそうで、そんな生活が息苦しかったようです。

過干渉な母親を突っぱねたい気持ちと、今まで苦労して育ててくれた恩があるから無下に出来ないという気持ちとの葛藤があったようですね。単身で上京したのもそういった生活から抜け出したいという気持ちがあったのではないかと思います。

ラジオ番組などで母親のエピソードを話したり、51歳の誕生日の時にはSNSに「生んでくれてありがとう」というコメントをしたり、関係は決して悪いわけではないようで、現在も母親からたまにお年玉をもらうのだそうです。