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スガシカオが作詞したSMAPの名曲「夜空ノムコウ」とは

「夜空ノムコウ」

「夜空ノムコウ」

SMAP の シングル
初出アルバム『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』
B面: リンゴジュース
リリース: 1998年1月14日
ジャンル: J-POP
レーベル: ビクターエンタテインメント
作詞: スガシカオ
作曲: 川村結花
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1998年1月度月間1位(オリコン)
1998年度年間2位(オリコン)
オリコン歴代シングルランキング67位

「夜空ノムコウ」はリリースを延期されていた

「夜空ノムコウ」は、シンガーソングライターの川村結花さんが、その当時、SMAPの音楽制作に携わっていたプロデューサーに何曲か預けていた楽曲のうちの1曲だったそうです。

「夜空ノムコウ」を作曲した川村結花さん

「夜空ノムコウ」を作曲した川村結花さん

「夜空ノムコウ」がリリースされたのは、1998年1月14日ですが、実はその前年である1997年7月には既に楽曲は完成していたと言います。

しかし、SMAPはその約2ヶ月ほど前の5月14日に、山崎まさよしさんが作詞・作曲した「セロリ」をリリースしたばかりで、2曲続けてミディアムテンポの曲はマズいってことで、発売を延期されたそうです。

山崎まさよし / セロリ - YouTube

出典:YouTube

結局、「夜空ノムコウ」は、1997年9月26日にリリースしたSMAPの26枚目のシングル「Peace!」を間に挟む形で、1998年1月14日にリリースされました。

スガシカオは「夜空ノムコウ」を移動中の機内とライブ控室で書き上げた

川村結花さんが作曲したデモテープの段階では、川村さんによる女性が主人公の仮歌詞が付けられていたという「夜空ノムコウ」。

夜空ノムコウ / 川村 結花(電子オルガン・カバー) - YouTube

出典:YouTube

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その後、SMAPの新曲としてリリースすることが決定した際、当時のSMAPのプロデューサーが男性視点による新しい歌詞の制作をスガシカオさんに依頼しました。

ちなみに…当時のスガシカオさんと言えば、デビューしたばかりで、まだ知名度もほとんど無い頃だったと言うから驚きですよね~

デビュー当時のスガシカオさん

デビュー当時のスガシカオさん

一方、依頼された側のスガシカオさんも驚きを隠せなかったと言います。

しかも、それが初めての作詞の仕事だったそうで、悩みに悩み抜くも全く書けず、いつの間にか放置状態に…そして、締め切り当日までスカッと爽やかに忘れていたのだとか(笑)

で、札幌でのライブに向かう途中の羽田空港のロビーで、マネージャーに「あ、そう言えば…」と指摘され、ここでようやく思い出したスガシカオさん。

札幌へ向かう飛行機の機内と、ライブ会場の控え室で慌てて書き上げたものを、FAXで送るという離れ業を演じることに…ちなみに、この時点での曲のタイトルは「夜空のむこう」と平仮名表記だったそうです。

その後、メロディーへの乗せ方がわからないとの連絡があり、スガシカオさんは札幌でのライブ終了後に、東京へと戻ってきたその足でスタジオに入って録音したそうです。

その際、同席した制作スタッフの発案で、タイトルを「夜空ノムコウ」とカタカナ表記に変更することになるのですが…これもまさしくグッジョブ!なアイデアだったと言えましょう。

ちなみに…「夜空ノムコウ」の歌詞は、スガシカオさんが浪人時代に交際していた女性、夜の御茶ノ水の公園で過去や未来のことなど色んな話をした経験がモデルになっているそうです。

スガシカオが「夜空ノムコウ」のセルフカバーしなかった理由

こうして1998年1月14日に、SMAPの27枚目のシングルとしてリリースされた「夜空ノムコウ」は、瞬く間にヒットチャートを駆け上がると、同年1月26日付けのオリコン週間シングルチャートで、初登場1位を獲得!

そして、発売からたったの3週目でミリオンセラーを達成し、SMAP初のミリオンセラー・シングルとなりました。

Wikipediaによると、「夜空ノムコウ」の2016年9月時点での累計出荷枚数は180万枚と、SMAPのシングルとしては、歴代1位の「世界に一つだけの花」に次ぐ第2位を記録しています。

そんなこともあり、スガシカオさんの中ではあくまで「夜空ノムコウ」はSMAPのもの…という意識があったようで、リリースから3年間は、「頼まれたから作っただけ」というスタンスを崩すことなく、公の場で「夜空ノムコウ」を歌唱することは一切ありませんでした。

そんな「夜空ノムコウ」は、2002年4月からは中学2~3年生の音楽の教科書に掲載されたり、また様々なアーティストにカバーされていきました。

それにつれて、スガシカオさんの中でも、同曲が「スタンダード」になったと認識するに至り、ようやくカバーすることを決意することに…。

それでスガシカオさん自身は、もはや「自分の曲」という意識はさらさらなく、常に“他人の曲をアレンジする”というスタンスで挑んでいるのだとか。

但し、「夜空ノムコウ」がすっかり「スタンダード」となった現在でも、SMAPのこの曲を愛して誰かに伝えようとする心意気には、到底敵わないと認めているそうです。

スガシカオがSMAPの解散後、「夜空ノムコウ」の歌唱を封印した理由

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