名前：ギータリ・ノラ・ジョーンズ・シャンカール
生年月日：1979年3月30日
出身地：アメリカ・ニューヨーク

ノラ・ジョーンズは、アメリカ出身のジャズ歌手＆ジャズピアニストで、ジャズを中心にソウルやフォーク、ポップスなども取り入れた音楽性で世界的な人気を集めています。

デビューアルバム「Come away with me」は全世界で累計2300万枚を売り上げ、グラミー賞で最優秀アルバム賞をはじめとした主要3部門を含む8部門にノミネートされ、その全てで受賞して世界トップクラスの歌手の座を射止めました。

イギリスの月刊音楽雑誌「Q誌」が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」にもランクインしており、アメリカやヨーロッパはもちろん、日本でも人気の高い歌手として知られています。

ここではノラ・ジョーンズのプロフィールや身長といった基本情報はもちろん、有名音楽家の父親や母親といった家族の情報、異母姉妹の妹との関係や共演作品、結婚や子供の情報についてまとめました。
2022年にデビュー20周年を迎えるノラ・ジョーンズの現在の活動もあわせてお届けします！

ノラ・ジョーンズの身長は155cmです。
2007年にインタビューで「身長は5フィート1です」と明かしています。

ステージでの存在感が大きいため身長が高いと思われがちですが、実は小柄な体格です。

世界的歌手として活躍するノラ・ジョーンズですが、その家族も有名な音楽家であることが知られています。

父親はインドのシタール奏者ラヴィ・シャンカルで、あのビートルズのメンバーが弟子入りするほどの名高い音楽家です。
また、異母姉妹の妹もシタール奏者として活動するアヌーシュカ・シャンカルです。

ノラ・ジョーンズの父親と母親、そして妹についても更に詳しく見ていきましょう。

ノラ・ジョーンズの父親で、インド生まれのシタール奏者であるラヴィ・シャンカル。
1920年4月7日に生まれ、50年代にインドの文化使節団リーダーとなり、世界各国でインド古典舞踊の公演活動を行いました。

ウッドストック・フェスなど数々の伝説的コンサートや音楽フェスに出演したことでロックファンからも人気を集め、インド音楽だけでなくロックやジャズといった音楽にも影響を与えたとされています。

1960年代には世界的社会現象を巻き起こしたバンド「ビートルズ」のメンバーであるジョージ・ハリスンを弟子として迎え入れたことも知られており、音楽業界を牽引してきたラヴィ・シャンカルとジョージ・ハリスンの二人が師弟関係にあったことは今でも伝説的に語り継がれています。

「アルジャーノンに花束を」の映画版「まごころを君に」や「ガンジー」など多くの映画音楽も手掛け、インドで最も名高い音楽家として愛されてきたラヴィ・シャンカル。
2012年に92歳で死去した後も多くの人に愛され続け、2013年にはグラミー賞の功労賞が贈られました。

ノラ・ジョーンズの母親スー・ジョーンズは、看護師として働き家計を支えながら、趣味の音楽を娘のノラ・ジョーンズにも伝え、ノラ・ジョーンズの音楽の基盤を作った存在です。

ノラ・ジョーンズの父親と母親は3歳の時に離婚しており、離婚後は母親の故郷・テキサスで母娘二人で生活を始めました。
母親は女手一つでノラ・ジョーンズを育てるために看護師として働き始め、母親が仕事で家にいない間ノラ・ジョーンズは母親が所有する膨大な数のLPレコードで寂しさを紛らわせていたといいます。

母親の影響で幼い頃から音楽と共に育ってきたノラ・ジョーンズは、その後7歳の時にピアノを始めました。
次第にカントリーミュージックやのソウルミュージックをピアノで弾き語るようになり、現在の音楽性を確立していきました。

ノラ・ジョーンズには異母姉妹の妹がおり、妹は父親のラヴィ・シャンカルと同じくシタール奏者として活動するアヌーシュカ・シャンカルです。

父親ラヴィ・シャンカルが離婚後の1981年に再婚し、再婚相手であるボーカリストのスカンヤ・ランジャンとの間にアヌーシュカが生まれました。

ノラ・ジョーンズの妹にあたるアヌーシュカは、父親の影響で8歳の頃から音楽を始め、 1998年に「Anoushka（邦題：ファースト・ラヴ）」をリリースし、3度のグラミー賞にノミネートされています。

母親が違う姉妹でありながらも、偉大な父親を持つという共通点から音楽家としての共演を果たしており、2013年には妹アヌーシュカのアルバム「トレース・オブ・ユー」にノラ・ジョーンズが参加しました。

ノラ・ジョーンズはアルバムタイトル曲「トレス・オブ・ユー」のミュージックビデオにも出演しており、音楽家としての才能溢れる美人姉妹の初共演が大きな話題になりました。