名前：欧陽菲菲（オーヤン・フィーフィー）
生年月日：1949年9月10日
出身地：台湾台北市

欧陽菲菲は、大ヒット曲「ラブ・イズ・オーヴァー」で知られる台湾出身の歌手です。

1967年に台湾台北市にあるレストランシアター「中央酒店」で歌手デビューし、1971年に「雨の御堂筋」で日本デビューしました。

日本デビュー曲が売上136万枚のミリオンセラーを記録したことで一躍人気歌手となり、その年の日本レコード大賞で新人賞を受賞、1972年には「第23回 NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。

70年代半ば以降は活動の場を世界へと移し、出身地である台湾をはじめ香港・アメリカ・ラスベガスなどでコンサートを開催。

日本では1983年に「ラヴ・イズ・オーヴァー」が大ヒットし、日本レコード大賞のロングセラー賞を受賞しました。

ここでは日本デビュー50周年を迎えた欧陽菲菲の現在をまとめました。
現在の年齢、病気の有無や病状、最新の仕事情報、死亡説の死因や生きてる説など、欧陽菲菲の現在の様子をお届けします。

欧陽菲菲は1949年9月10日生まれで、2024年2月現在の年齢は74歳です。

1967年に台湾で歌手デビューした時の年齢は18歳。
1971年に「雨の御堂筋」で日本デビューした時の年齢は22歳でした。

欧陽菲菲は現在ほとんどメディア出演がなく、すでに70代半ばという高齢であることから、ファンの間では「病気をしているのでは？」と心配の声が上がっています。

しかし現在までに欧陽菲菲が病気をしたという情報はなく、大きな病気はされていない可能性が高いです。

欧陽菲菲本人に病気の情報はありませんが、欧陽菲菲と結婚した日本人男性で元レーシングドライバーの式場壮吉が病気で亡くなっています。

式場壮吉は1963年に開催された「第1回 日本グランプリ」でレーシングドライバーデビューし、大会優勝経験もある人物です。

1965年にレーシングドライバーを現役引退し、自動車関連のアクセサリーブランド「レーシングメイト」を設立しました。

自動車雑誌「カーマガジン」の責任編集者を務めるなど車業界で活躍し、1978年に欧陽菲菲と結婚しました。

結婚当時の年齢は欧陽菲菲が28歳、旦那の式場壮吉が38歳です。
二人は40年近い結婚生活を送り仲睦まじい夫婦として知られていましたが、2016年5月17日に式場壮吉が死去しました。
死因は肝不全で、没年齢は77歳でした。

欧陽菲菲は旦那の死去に際し所属事務所を通じて「長い間私のキャリアを応援し続けてくれた彼に心から感謝しています」とコメント。
最愛の存在である式場壮吉を亡くした以降から欧陽菲菲のメディア出演が減少することになりました。

欧陽菲菲は現在、歌手としての仕事をしているのでしょうか。

欧陽菲菲が歌手としてリリースしたのは2013年発売の「Still I Love You」が最後で、現在は10年以上新曲のリリースがありません。

この楽曲はかつての大ヒット曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」の発売30周年を記念して同じ作家陣により制作された続編曲です。

この曲をリリースした時点で64歳の還暦を迎えていましたが、最盛期にも劣らないパワフルな歌声を披露しており、まだまだ現役歌手として闘える姿を見せていました。

しかしそれから10年が経った現在も新曲のリリースはなく、メディア出演もほとんどないため、現在は積極的な歌手活動はしない方針であることが窺えます。

日本での歌手活動は行なっていない欧陽菲菲ですが、2023年7月1日に台湾の台北アリーナで開催された台湾最大の音楽アワード「第34回 ゴールデン・メロディー・アワード」に欧陽菲菲が出演しました。

欧陽菲菲はこの音楽祭で「特別貢献賞」を受賞し、アワード式典に欧陽菲菲が登場して歌も披露しています。

アワード式典では華語女性歌手賞を受賞したA-Linが欧陽菲菲の往年のヒット曲をメドレー形式で歌い、その演出の中で欧陽菲菲本人が登場。
レジェンド歌手の登場に、会場は観客やアーティストも揃ってスタンディングオベーションで歓迎しました。

「特別貢献賞」を受賞した欧陽菲菲は約3分間にわたりスピーチを行い、「歌を歌うこと、ステージに立ち続ける事はずっと私の夢でした。できれば私は歌い続けて、決して諦めません」と宣言。
最後に台湾での大ヒット曲「感恩的心」をアカペラでワンフレーズ披露しました。

欧陽菲菲が受賞した「特別貢献賞」は、時代を超えて影響力を発揮し、世界での活躍を目指す現代のミュージシャンにとって最良の手本になっていると評価されて贈られたものです。

日本からはゲストアーティストとして人気バンド「King Gnu」が招待され、式典の模様は台湾メディアのみならず公式YouTubeチャンネルでもライブ中継されました。

現在の欧陽菲菲の姿を見ることができる貴重な機会に、台湾はもちろん日本からもファンの大きな声援が届けられました。