名前：ニッキー・ミナージュ
本名：オニーカ・タニア・マラージ
生年月日：1982年12月8日
出身地：アメリカ・ニューヨーク

アメリカの女性ラッパーとして世界的人気を博すニッキー・ミナージュ。

デビュー前に3本のミックステープをリリースし、その作品が目に留まったことでヤング・マネー・エンターテインメントと契約して2010年に1stアルバム「ピンク・フライデー」をリリースしました。

デビューアルバムにして米ビルボード200で初登場2位という記録を打ち立て、ビルボード Hot 100では7曲同時チャートインとなる大ヒットを記録。

一躍人気ラッパーの仲間入りを果たしたニッキー・ミナージュは、「ラッパー・クイーン」と呼ばれて世界的な影響力を持っています。

ここではそんなニッキー・ミナージュの誕生から現在までの生い立ち、実家や家族についてまとめました。

ひき逃げされた父親、歌手デビューした母親、逮捕された兄弟など、気になる家族の話題もあわせてお届けします。

ニッキー・ミナージュは1982年にトリニダード・トバゴのセントジェームスで誕生しました。

中学時代にクラリネットを始めて音楽に触れて育ち、高校は音楽や公演美術を学べるラガーディア高校に進学。
演劇を専攻して高校時代を過ごしました。

高校卒業後から音楽活動を本格化させ自作のミックステープを作るようになり、2004年に音楽雑誌「XXL」に取り上げられたことで注目されるように。

デビュー前にミックステープ「プレイタイム・イズ・オーヴァー」「サッカ・フリー」「ビーム・ミー・アップ・スコッティ」の3本をリリースし、アメリカのラッパーであるリル・ウェインに見出されて2009年にヤング・マネー・エンターテインメントと契約を結びました。

そこからの活躍は周知の通りで、2010年に1stアルバム「ピンク・フライデー」をリリースして以降ラッパー界の女王として世界的人気を博しています。

ニッキー・ミナージュの出身地はアメリカ・ニューヨークですが、生まれた場所はトリニダード・トバゴのセントジェームスです。

しかし生まれた場所での生活はわずか5歳で終わり、両親と共にニューヨークに移り住みました。

両親がニューヨークでの住居を探している間、ニッキー・ミナージュは祖母と一緒にセントジェームスで暮らしていましたが、5歳の時にニューヨーク・クイーンズに住居が決まったことでトリニダード・トバゴを後にしています。

ニューヨークに移り住んでからの生活は決して裕福とは言えず、実家と呼べる場所は寝室が3つしかない家に15人が住んでいるような場所でした。

さらに父親が麻薬やアルコール中毒になったことでニッキー・ミナージュは「力が欲しい」と思うようになり、自分一人の力で生きていけるよう音楽の世界に身を投じたのだといいます。

そのためニッキー・ミナージュが実家と呼べる実家は存在しないも同然で、現在はロサンゼルスに約1000平方メートルもある豪邸を構えて暮らしています。

ニッキー・ミナージュの家族構成は、父親・母親・兄・本人・弟・妹という家族構成です。

ただし現在父親はすでに亡くなっており、兄弟の中で兄ジェラニが少女へのレイプ事件で逮捕されているという状況です。

父親・母親・兄弟の現在の情報も含め、ニッキー・ミナージュの家族エピソードを見ていきましょう。

ニッキー・ミナージュの父親ロバート・マラージは、薬物中毒・アルコール中毒だったことが判明しています。
酒や薬物を摂取しては家で暴れ、終いには自宅に火を付けてニッキー・ミナージュの母親を焼き殺そうとしたこともあるという人物です。

ニッキー・ミナージュに対する精神的虐待もひどく、いつも父親が怒鳴っている状況で怯えながら暮らしました。

しかしその父親は2021年2月12日にニューヨークでひき逃げ事故に遭い、病院に緊急搬送されたものの死亡し、後日ひき逃げ犯は逮捕されました。

ニッキー・ミナージュの母親キャロル・マラージは、2017年に「Endless」という曲で歌手デビューしています。
2019年にも新曲「What Makes You」をリリースしました。

また、ニッキー・ミナージュの父親であり自身の夫であるロバート・マラージがひき逃げ事故に遭い死亡した際、ひき逃げで逮捕された容疑者に対して1億5000万ドル（約163億円）の損害賠償を求めたことも話題になりました。

何かと大きな話題を提供しているニッキー・ミナージュの母親が今度はどんな姿を見せてくれるのかにも注目が集まります。