名前：岡村 孝子（おかむら たかこ）
生年月日：1962年1月29日
出身地：愛知県
血液型：O型
職業：シンガーソングライター

岡村孝子は加藤晴子との女性デュオ「あみん」のメンバー。デビュー曲となった「待つわ」は大ヒットとなり、1982年では唯一のミリオンセラー（102万枚）となっています。

ただ、活動期間は非常に短く、デビューした翌年の1983年12月18日に行われたコンサートが最後の活動となり、その2日後にリリースされたアルバムを持って活動休止となってしまいました。

あみんは椙山女学園大学に通っていた女子大生2人によって結成されたデュオで、岡村孝子が入学時に履修届の書き方を加藤晴子に尋ねたのが出会いのきっかけとなっています。

その後、岡村孝子が作った曲を加藤晴子に聴かせて意気投合。2人はデュオを結成し、デュオ名はさだまさしの楽曲「パンプキン・パイとシナモン・ティー」の歌詞に出てくる喫茶「安眠（あみん）」から取られたものなんだそうです。

あみんがデビューしたきっかけは「ヤマハポピュラーソングコンテスト」。2人は1981年に同コンテストに自作曲の「琥珀色の想い出」で出場。このときは全国大会へ出場することはできなかったものの、翌年のコンテストにも参加。

このときは「待つわ」を歌い、全国大会への切符を手に入れ、見事グランプリを獲得。その2ヶ月後にレコードデビューとなりました。

岡村孝子はあみんが活動休止になったあとは大学を中退。その後はソロ歌手として活動をはじめ、人気を集めました。相方の加藤晴子は芸能界を引退していましたが、プライベートでは交流を続けていたようで、2002年にリリースされた岡村孝子の20周年記念シングル「天晴な青空」では加藤晴子がコーラスを担当しました。また、同年に行われたコンサートでは加藤晴子がサプライズで登場し、一夜限りのあみん再結成となりました。

岡村孝子は長年ソロ活動を続けてきましたが、その後も加藤晴子との交流は続きました。2人は何かあるごとにコラボを続け、2007年の岡村孝子のコンサートにて加藤晴子が登場。

ここであみん再結成が発表され活動を再開。以降はあみんとして楽曲リリースから音楽番組への出演を繰り返し、現在も精力的に活動を続けています。

岡村孝子はじつはかなりの小柄で身長は「152㎝」しかないのだそうです。彼女は長年身長についてはとくに語っていませんでしたが、隠していたわけはないのだとか。

ただ、見た目はスラッとしたスタイルが特徴で、縦長な印象も強く、実際の身長よりも高く見られがちなんだそうです。

岡村孝子は1997年1月にプロ野球選手の石井浩郎と結婚して話題になりました。石井浩郎はこのとき近鉄バファローズから読売ジャイアンツに移籍したばかりで、注目の存在となっていました。結婚時に岡村孝子は「70歳くらいになった時、縁側でひなたぼっこをしながら日本茶をすする姿が似合う夫婦になりたい」と語っていたようで、いつまでも寄り添う夫婦になることを誓っていました。

名前：石井 浩郎（いしい ひろお）
生年月日：1964年6月21日
出身地：秋田県
身長：183㎝
職業：元プロ野球選手、国会議員、実業家

岡村孝子と旦那・石井浩郎の馴れ初めは「夢を諦めないで」という楽曲。石井浩郎はプロ1年目で肝炎にかかり入院。このとき同僚の野茂英雄が岡村孝子の「夢を諦めないで」を差し入れし、彼は入院時にこの曲に励まされたのだとか。

その後、その感謝の想いを彼女に伝えるためにコンサートへ足を運び、楽屋で感謝の言葉を伝えたのだそうです。このことがきっかけで2人は意気投合し、交際に発展したのだそうです。

岡村孝子と石井浩郎の間には子供が1人生まれています。2人の子供は結婚した年に誕生していて、おそらく妊娠が発覚したことで結婚したのではないかと思われます。

子供については「沙樹（さき）」という名前の女の子だと言われていて、予定日の3日前に「心音が聞こえない」と言われ、緊急帝王切開で出産したのだそうです。

岡村孝子と石井浩郎の2人は2003年に離婚を発表しました。子供は岡村孝子が引き取り、別々の道へ。2人の離婚理由については語られていないものの、岡村孝子は「私の物差しでは計り知れないことが、いっぱいありました」と語ったことがあり、性格や価値観の不一致などが原因ではないかと考えられています。

ただ、結婚後は2人で長々と話し合うことも多かったようで、なんとか関係を修復しようとしていましたが、離婚することとなってしまいました。

岡村孝子と石井浩郎の離婚原因については「岡村孝子の父親の借金」だと噂になっています。じつは岡村孝子の父親はラブホテル経営をしていたことがあり、上手くいかなかったことで15億円の借金を抱えることに。

岡村孝子は父親の連帯保証人になっていたことから借金返済のため歌手活動に復帰。そのため、石井浩郎のサポートをするのは難しく、夫婦間に亀裂が入ってしまったのではないかと言われています。

岡村孝子の旦那だった石井浩郎は彼女の父親の借金が発覚してからとくに返済を手伝うことは無かったと言われています。彼は父親の借金が発覚した当時、プロ野球選手としては晩年で、年棒も少なかったため、収入を返済に充てる余裕は無かったのかもしれません。

ただ、離婚前に彼はマンションを購入し、岡村孝子とは別居していて、借金から逃れるように去っていきました。

岡村孝子は父親が糖尿病などの持病で返済不可能になり、15億円あった借金をひとりで完済。当時は豪邸だった実家も差し押さえられていましたが、完済後に買い戻しています。

ちなみに彼女の父親は最期は肺がんに侵され、借金完済を待たずに2008年に他界しました。

石井浩郎は岡村孝子と離婚したあと、2006年に11歳年下で元レースクイーンの女性と結婚。ですが、わずか3年ほどで離婚し、その原因は石井浩郎のDVだと噂になっていました。

その後、参議院議員となり、2013年にフリーアナウンサーの稲見幸子と再再婚。現在は離婚することなく結婚生活を続けています。

岡村孝子は2019年4月22日に白血病で入院していることが公表され話題になりました。白血病は数万人に1人という難病で、多くのファンから心配する声が挙がっていました。

白血病を公表したあとは全国植樹祭のテーマソング「と・も・に」が配信限定リリースされ、翌月にはアルバムもリリース。彼女が出演していたラジオ番組はシンガーソングライターの平松愛理が代理を務めていましたが、同年6月24日に降板が発表されました。

岡村孝子は長年大きな病気をしたことがなく、入院したのも帝王切開で出産したときのみで、健康には自身があったのだとか。彼女が白血病を知ったのは母親と娘と出かけた旅行先。

このときは金沢の「兼六園」を散策していたところ、突然足が動かせなくなったのだとか。当初は「疲れたかな？」と感じる程度でしたが、その後に行われたアルバムのレコーディングで顔が変わるぐらい歯茎が腫れてしまい、大学病院で検査を受けたところ発覚したのだそうです。

岡村孝子は入院してからの闘病生活はかなり辛かったことを明かしていて、くじけそうになる心を「50代で死ぬわけにはいかない」と自分を奮い立たせていたのだとか。

また、彼女の母親と娘も彼女のサポートをしてくれていたようで、入院時は「抗がん剤治療」や「臍帯血移植」を受け、命をつなぎとめることができました。