加山雄三さんといえば「若大将」の名前でも有名です。

1960年に東宝へ入社すると映画「男対男」でデビューもされています。
また、翌年には「夜の太陽」で歌手としてもデビューされ、NHK紅白歌合戦に17回も出場しています。
1965年にリリースされた「君といつまでも」は350万枚の大ヒットを記録しています。

俳優としては東宝の若手看板スターとして大活躍し、特に「若大将シリーズ」は大ヒットし加山さんの代名詞にもなりました。
また、その他にも黒澤明さん、成瀬巳喜男さん、岡本喜八さんなどの作品にも数多く出演し俳優としての地位も確立されました。

映画からテレビに活動の場所を移すとテレビドラマやバラエティ番組に出演し、幅広く活動しています。
2014年には旭日小綬章を受章されています。

2019年に軽い脳梗塞を発症し、翌年には水を飲んだ際の誤嚥から嘔吐し軽度の小脳出血を起こし入院されました。
無事退院すると2021年にワイドショー「とくダネ！」で久々のメディア出演され、左半身の軽度の麻痺、軽度の言語障害があることを明したものの、「回復は70％」と答えられています。

出身小学校は茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校です。

加山さんの父親は俳優の上原謙さん、母親は女優の小桜葉子で両親とも芸能人です。
また、母方の高祖父は明治の元勲・岩倉具視とすごい家系です。

産まれたときから1歳9カ月までは東京都大田区田園調布でしたが、幼少期に大腸カタルを患い体が弱かったので、心配した父親が自然環境の良い神奈川県に引っ越しました。

引っ越した先では平屋の日本家屋で、お手伝いさんが2人もいたそうです。
スポーツ万能どんなスポーツもこなすことができるようでうすが野球だけは苦手でした。
また、スポーツだけではなく勉強もよくできたんだとか。
小学生の頃から家庭教師がついておりその先生が東京商船大学（現・東京海洋大学）の学生だった為、船の設計図などを見せて貰ったりしていました。
そのうちに船に憧れるようになりました。

出身中学校は茅ヶ崎市立第一中学校です。

小学生の頃から船に魅了されていた加山さんは、14歳の頃にカヌーを自身で設計し造ったそうです。

それ以来、10隻以上の船の設計をしているそうで、大人になって所有していた「光進丸」も加山さんが設計したそうです。
その船の全長は30メートル以上のものでした。

受験のシーズンになると慶應義塾高校・都立日比谷高・早稲田実業に学校見学に行っていた加山さんですが、プールが日吉と三田に二つあることや伸び伸びした校風が自分に合っていると思い慶應義塾高校のみを受験することを決めました。

慶應義塾高校にすると決めてからは英数国主要3科目にそれぞれ違う家庭教師をつけ1日英単語200個を暗唱するなど猛勉強をしたそうです。

中学を卒業した後は、慶應義塾高校に進学しています。
偏差値は76とかなりの難関校です。加山さんがどれだけ優秀なのか分かりますね。
また、加山さん以外にも多数の有名な方が卒業されています。

・ミッツ・マングローブ(タレント)
・河野太郎(国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣・衆議院議員)
・岩田剛典(ダンサー（J Soul Brothers）)
・櫻井翔(アイドル(嵐))　他

高校に入学してからは、ボクシングやバンドなどを始めました。
冬の時期になるとスキーも始めています。
また、3年間女の子にモテたくないという理由で丸坊主にしていたそうです。