MAN WITH A MISSIONはオオカミの被り物が特徴の5人組バンド。彼らは2010年から活動を始めたバンドで、2011年6月にアルバム「MAN WITH A MISSION」でメジャーデビュー。

その後は個性的な見た目ですぐに話題を呼ぶようになり、リリースする楽曲はヒットを連発。人気バンドの仲間入りを果たしました。

MAN WITH A MISSIONは非常に謎が多いバンドとしても知られていて、見た目だけでなく、年齢や性別なども一切公表されていません。ただ、ミュージシャンとしての能力は非常に高く、バンドメンバーで作詞作曲を手掛けるなど、楽曲制作にも長けています。

ちなみに公式の設定では「ジミー・ヘンドリックスのマッドサイエンスによって誕生した生命体」とされています。

MAN WITH A MISSIONはメジャーデビュー前に東日本大震災が起き、このときは公式から声明文を発表。被災地と被災者へ向けた楽曲「RAIN OF JULY」を公開し、収益はすべて被災地支援へ回しました。

その後も彼らはたびたび被災地への支援を行っていて、現在進行形で支援は続けられています。

MAN WITH A MISSIONは謎の多いバンドとして知られていますが、現在はすでにファンたちによって正体は判明していて、以前は「GRANTZ」というロックバンドとして活動していたようです。ちなみに「GRANTZ」というバンド名には「クソガキ」といった意味があるのだそうです。

MAN WITH A MISSIONの前身バンド「GRANTZ」は素顔のまま活動していたため、メンバーは全員顔バレしていて、さらに当時の活動名から本名なども判明しています。

「Grantz」が結成されたのは2001年。その後はライブハウスを中心に活動を続け、当時はすでにいくつかのCDもリリースしていたようです。この頃の詳しい活動についてはわかっていないことも多く、現在もほとんど情報はありません。

MAN WITH A MISSIONには前身バンド「Grantz」時代の楽曲があるようで、これはファンの間でも有名な話。その楽曲は「ROCK IN THE HOUSE」と「NEVER FXXKIN' MIND THE RULES」です。どちらの曲もGrantz時代に作られたもので、MAN WITH A MISSIONでも使用していることを考えると相当に思い入れのある曲なのだと思われます。

MAN WITH A MISSIONは「Grantz」時代には素顔で活動していましたが、その後はオオカミの被り物で顔バレしないように活動しています。彼らが顔隠す理由は何なのでしょうか？

これについては公式からの発表はなく、ファンの間では「『Grantz』から『MAN WITH A MISSION』になるため」だと言われていて、新生バンドとして生まれ変わるための手段だったと見られています。

MAN WITH A MISSIONは「Grantz」時代は今のような人気・知名度はなく、バンドとしてなかなか芽が出なかったようです。当時は精力的にライブ活動を中心に活動し、フェスに参戦したこともあったのだとか。また、この頃は「日本の音楽シーンに風穴を開ける」と公言もしていたようですが、その夢は遠く、とてもGrantz時代に叶えられるものではなかったのだそうです。

「Grantz」時代は鳴かず飛ばずの活動が続き、「日本の音楽シーンに風穴を開ける」という夢には遠く及びません。そこで彼らはオオカミの被り物を被った「MAN WITH A MISSION」に転身することを決意し、Grantzは2009年に解散することとなりました。見た目からはどうしてもコミックバンド的な印象ですが、長年培ってきた経験から抜群の音楽センスと卓越したテクニックですぐに注目を集めるようになり、結成から1年ほどでメジャーデビューを決めました。

MAN WITH A MISSIONは全身バンド「Grantz」での活動からすでにメンバー全員のプロフィールが判明していて、当時は素顔も公開していたことで顔バレもしています。

今後彼らがオオカミの被り物を取ることは無いと思われますが、一度ぐらいは現在の彼らの素顔も見てみたいものです。

名前：Tokyo Tanaka（トーキョータナカ）
通称：タナパイ（タナカ先輩）
容姿：舌が右に出ている体格がいい狼
担当：ボーカル、リーダー
好物：アイス、テキーラ、フィレステーキ

Tokyo TanakaはMAN WITH A MISSIONでボーカルを務めているメンバー。リーダーということもあり、メンバーを束ねる役割を担っています。そのため、メンバーが暴走したときにはいつもそれを制止していて、意外にも真面目な性格の持ち主なんだとか。

ちなみに運動神経は抜群で、スノーボードやスケートボードといったエクストリームスポーツ全般が得意なんだそうです。

Tokyo Tanakaの本当の名前は「片岡 剛（かたおか つよし）」。これは前身バンド「Grantz」での活動から判明したもので、当時は「Tsuyoshi」の名前で活動していました。

活動名のTokyo Tanakaという名前はあだ名である「タナカ先輩」から取られたもので、なぜ「タナカ」というのかはわかっていません。