名前：石田 重廣（いしだ しげひろ）
生年月日：1958年7月1日
出身地：福島県福島市

石田重廣は、「株式会社 夢グループ」および「株式会社 ユーコー」の代表取締役社長です。

夢グループはかつて、狩人、松方弘樹、小林旭、黒沢年雄などの大御所が所属していた芸能事務所です。

また、夢グループ社長の石田重廣と歌手の保科有里が出演する、昭和の雰囲気を感じるゆるい空気感の通販CMでも知られています。

ここでは夢グループ社長として知られる石田重廣の学歴と経歴をまとめました。
出身高校・大学の学校名と学生時代のエピソード、夢グループ設立や現在までの経歴、年収や資産についてお届けします。

石田重廣の学歴、高校は宮城県仙台市にある私立高校、「東北高校」です。

福島県福島市出身の石田重廣は、福島大学附属小学校、福島大学附属中学校を経て、野球部強豪の東北高校に進学しました。

石田重廣の父親は県庁の職員で、教育熱心で厳格な家庭で育ったことを明かしています。
両親から高学歴を期待され、小学校と中学校は国立の福島大学教育学部附属を卒業しましたが、石田重廣自身は勉強が大嫌いで、成績はいつも最下位だったといいます。

石田重廣は勉強が嫌いな一方でスポーツには興味があり、子供の頃の夢は野球選手になることでした。
その夢を叶えようと、高校は野球部の強豪校である東北高校に進学しました。

東北高校で野球部に入った石田重廣ですが、入学後に学校内で不祥事があり、野球部の対外練習試合や公式戦が無期限中止される事態に陥ります。

野球がやりたくて東北高校を選んだ石田重廣は、あまりの理不尽さに「やってられない」と反発し、野球部を退部しました。

石田重廣の学歴、大学へは進学していないことがわかっています。

東北高校を卒業後、大学受験のために上京したものの、受験した全ての大学に落ちて浪人することに。
浪人を経て大学入学を目指しましたが、親から貰った受験費用の16万円をアパートに置いていたところ、鍵が開いているのを見つけた友人に盗まれてしまい、大学受験を断念してそのままドロップアウトしたことを明かしています。

親に事情を説明すれば受験料は送ってくれたと思いますが、石田重廣本人は「親に申し訳が立たないし、若くていい加減だったから、そのままドロップアウトしちゃった」と語りました。

大学受験を機に上京した石田重廣は、大学に落ちて浪人生活を送っている間はアルバイトに励んでいました。

しかし、築地市場や吉野家など数々のアルバイトをことごとくクビになったといいます。

その後は本・百科事典・地球儀などを販売する飛び込み営業の仕事を経て、独立して地図に付く広告を売る事業を開始し、さらに中国から輸入した絨毯や美容品を販売する事業を始めるなど様々なビジネスに挑戦しました。

ここからは石田重廣の経歴をさらに詳しく見ていきましょう。

石田重廣は高校卒業後、築地市場や吉野家でのアルバイトを経て、広告販売業を開始し、地図に付く広告の販売でそれなりの成功を収めました。

その後、30代の時に「友交流通グループ（現・ユーコー）」を設立し、中国から仕入れた育毛剤、バストアップクリームなどを通信販売で売る事業を開始します。

当時は香港に住み、日本と香港を行き来する生活を送っていましたが、香港で知り合った実業家からの勧めで高級シルクを扱うようになり、シルク製のパジャマを主力商品に据えたことで成功を収めました。

通信販売業で成功した石田重廣は、その後芸能界にも手を広げることに。

2003年、兄弟デュオ「狩人」のマネジメントをするため、現在の夢グループの前身となる「有限会社あずさ2号」を設立しました。

当時の芸能界では珍しく、イベント出演などの営業のギャラを明朗会計にしてパッケージ料金にしたことが評判になり、狩人の仕事が激増。

狩人の成功が歌手の間でも話題となり、松方弘樹、小林旭、黒沢年雄などの大御所も所属する「夢グループ」ができました。