中山美穂さんは楽曲の作詞をする時には「北山 瑞穂」（きたやま みずほ）と「一咲（いっさく）」というペンネームを使用しています。
ご家族は、女優として活躍する妹の中山忍さんが有名ですが、実は弟さんもいる3人兄弟。
妹の忍さんは、仕事の中山美穂さんを見送るために空港に一緒にいるときに、事務所スタッフからスカウトされたことが、芸能界入りのきっかけだったそうです。

弟さんは、母親が再婚した後に産まれ、父親は違います。弟さんは、過去にADやAPをされていましたが、今は退職し病院で働かれているそうです。中山美穂さんは、幼い頃に両親が離婚され、母子家庭で育てられました。

母親からは「父親は亡くなった」と言われていたそうですが、実際は健在だそうです。シングルマザーの母親は、働きにでなくてはいけないので子どもの頃は親戚の家に預けられていたそうです。

中山美穂さんがお話していた小さい頃の思い出に、「お腹が空き過ぎて砂糖を食べていた」とお話されていたことがあります。もしかすると、親戚の家では苦労をされていたのかもしれません。幼稚園の頃から芸能界に憧れ、「テレビに出られるし、目立つことができる」と歌手になりたいと思っていたそうです。

原宿でスカウトされる前からも、映画や劇団のオーディションをいろいろ受けていたそうです。1982年に原宿でスカウトされ芸能界入りをします。1985年、TBS系ドラマ『毎度おさわがせします』のどか役で女優デビュー。同じ年には、シングル「C」で歌手デビューもしています。

アイドル四天王と言われ、順調に活躍をされていた中山美穂さんは、 2002年、ミュージシャンで小説家の辻仁成さんと結婚。日本での芸能活動を一時休止し、フランス・パリに移住されました。

2004年、長男を出産。2005年にCMで3年ぶりにメディア出演をしています。2014年、辻仁成さんとの協議離婚が成立し日本での芸能活動を再開されています。

中山美穂さんの出身小学校は、地元の公立小学校小金井市立緑小学校です。中山美穂さんは、著書「なぜならやさしいまちがあったから」というエッセイで当時誘拐事件にあったことを告白されていました。

小学校からの下校途中に、「お母さんの友達に迎えにくるように頼まれた」という人物の車に乗せられた中山美穂さん。その後、東京から3時間も離れた所まで連れていかれたそうです。

そして、東京に戻るとパトカーが何台も待ち構えており、そこで初めて中山美穂さんは”誘拐されていた”と気が付いたそうです。ときに、危害を加えられることもなかったのは、不幸中の幸いですが、この事件は心に大きな傷を負ってしまったそうです。

エッセイが発売された頃には、まだ幼かった息子さんの手を離せない、とその明かしトラウマになっていることが伺えますね。

中山美穂さんは、小学校卒業後、小金井市立緑中学校に進学します。1982年、中学校1年生の時に原宿でスカウト。

このとき、中山美穂さんは、「ラッキーッ!」と心の中で叫んだとお話されています。なんの不安も迷いもなく、芸能界に入り家族の反対もなかったそうです。

スカウトされた当時、中山美穂さんの義父も歌手志望の夢をまだ捨てていなかったようで、義父からは、「おまえが先に芸能界に行くのか！？」と驚かれました。

その後、芸能活動が忙しくなってきたために中学3年生の時に、東京都板橋区立板橋第五中学校に転校し、卒業しています。

中山美穂さんのデビュー作品の「毎度お騒がせします」は、1985年のスタートからシリーズ3まで放映された人気ドラマです。

中学を卒業、東京都立北園高等学校の定時制に入学。定時制に進学しましたが、芸能活動を優先するために1年生の二学期には退学をしています。高校に進学をしても、毎日仕事が忙しく、学校に行く時間がとれなかったのでしょう。早々に、退学をしています。