名前：シーナ
生年月日：1953年11月23日
没年月日：2015年2月14日（61歳没）
出身地：福岡県北九州市若松区

シーナとは、70年代にデビューして一世を風靡したロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のボーカルです。

1978年10月25日に「涙のハイウェイ」でメジャーデビューし、当時まだ女性のロックボーカリストが少なかった時代に絶大な人気を博し、日本のロックシーンを第一線で盛り上げた草分け的存在として知られています。

デビュー以降休むことなくミュージシャンとして活躍を続けましたが、2015年2月14日に子宮頸がんのため東京都内の病院で死去しました。61歳でした。

ここではシーナの結婚についてまとめました。
バンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のパートナーでもあった旦那・鮎川誠との馴れ初めや結婚生活、音楽活動をしている娘など子供たちの情報、自宅の様子をお届けします。

名前：鮎川 誠（あゆかわ まこと）
生年月日：1948年5月2日
没年月日：2023年1月29日（74歳没）
出身地：福岡県久留米市

シーナの旦那・鮎川誠とは、ロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のギタリストです。

日本とアメリカのハーフで、70年代よりロックの世界に足を踏み入れ、1970年にブルースロックバンド「サンハウス」のギタリストとしてデビューしました。

その後1978年に妻のシーナと共に「シーナ＆ザ・ロケッツ」としてメジャーデビューし、晩年まで日本ロックシーンのパイオニアとして活躍を続けました。

最愛の妻であるシーナが2015年に死去した後も、鮎川誠はシーナの意志を継いで活動していくことを発表し、奈良敏博・川嶋一秀と共に3ピースバンドとして「シーナ＆ザ・ロケッツ」の活動を継続しました。

しかし、2022年5月に膵臓がんが見つかり、医師から余命5ヶ月の宣告を受けます。
心配をかけたくないという思いから病気を公表せず音楽活動を続けていましたが、2023年1月29日に死去したことが報じられました。74歳でした。

ロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のメンバーとして一世を風靡した二人ですが、バンドが結成されたのは結婚後です。

ここではシーナと旦那・鮎川誠の馴れ初め、結婚生活を詳しく見ていきましょう。

シーナと鮎川誠の馴れ初めは、シーナが10代の頃に遡ります。

シーナは中高生時代、自由を求めて家出を繰り返す少女で、同時に様々な音楽を追求する音楽好きでもありました。

シーナが高校3年生だった1971年、夏休みに家出をして福岡・博多のダンスホール「ヤング・キラー」に立ち寄った際、ここでバンド「サンハウス」のギタリストとして演奏していた鮎川誠に出会いました。

サンハウスのステージ終了後に会話を始めた二人はすぐに意気投合し、そのまま交際を始め、同棲に至ったといいます。

1971年に交際をスタートさせた二人は、その後4年間ほどの同棲生活を経て、シーナが子供を妊娠したことを機に、1976年に結婚に至りました。

結婚当時のシーナの年齢は24歳、旦那の鮎川誠の年齢は28歳でした。

シーナは幼い頃から音楽が好きで、「1枚だけでもいいから自分が歌ったレコードを作りたい」という夢を持っていました。

1978年に鮎川誠が所属していたバンド「サンハウス」が解散を迎え、シーナが自身の夢を旦那に打ち明けたところ、鮎川誠は「シーナがボーカルのバンドを作ろう」と乗り気になり、こうした経緯で「シーナ＆ザ・ロケッツ」が結成されました。

バンド結成時はすでに結婚して子供も生まれていましたが、二人の音楽の夢を叶えるため、幼い娘を両親に預けて福岡から上京し音楽活動をスタートさせました。

結婚後長らくおしどり夫婦として暮らしてきたシーナと鮎川誠。
しかし2014年7月にシーナが子宮頸がんのステージIVであることが発覚し、2015年2月14日に子宮頸がんのため死去しました。

鮎川誠はシーナの死去後も愛する妻の意志を継いで「シーナ＆ザ・ロケッツ」として活動を続け、毎年4月7日を〝シーナの日〟として追悼イベントを開催していました。

また、2016年8月にはシーナとの出会いから現在までの愛に溢れた日々を語ったロングインタビュー「シーナの夢 若松、博多、東京、HAPPY HOUSE」が書籍化されました。

シーナと旦那の鮎川誠の間には子供が3人誕生しています。
子供たちは全員娘で、長女と次女は双子です。

子供たちは全員音楽活動や芸能活動の経歴があり、長女の鮎川陽子はモデル、次女の鮎川純子と三女の鮎川知慧子はロックバンド「DARKSIDE MIRRORS」のメンバーとして活動しました。