名前：鮎川 誠（あゆかわ まこと）
生年月日：1948年5月2日
没年月日：2023年1月29日（74歳没）
出身地：福岡県久留米市

鮎川誠は、70年代から80年代にかけて日本ロックシーンを牽引したロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のギタリストです。

日本とアメリカのハーフとして生まれ、1970年にバンド「サンハウス」のギタリストとしてデビューしました。

1978年には嫁・シーナと共にロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」としてメジャーデビューし、シーナが亡くなった後も最愛の嫁の意志を継いで同バンドのメンバーとして活躍しました。

長らく音楽の世界で活躍を続けましたが、2022年5月に膵臓がんが見つかり、医師から余命5ヶ月の宣告を受け、2023年1月29日に74歳でこの世を去りました。

ここではそんな鮎川誠と嫁・シーナの結婚についてまとめました。
二人の馴れ初め、音楽活動をしている子供(娘)の情報、自宅の様子や場所をお届けします。

名前：シーナ
生年月日：1953年11月23日
没年月日：2015年2月14日（61歳没）
出身地：福岡県北九州市若松区

鮎川誠の嫁・シーナは、旦那と共に結成したロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のボーカルです。

1978年10月25日に「涙のハイウェイ」でメジャーデビューし、当時まだ数少ない女性ロックボーカリストの草分け的存在として日本ロックシーンを盛り上げました。

しかし、シーナは2015年2月14日に子宮頸がんのため61歳でこの世を去りました。

鮎川誠とシーナはロック界きってのおしどり夫婦として知られており、シーナが死去した後も鮎川誠はバンド活動を続けました。

毎年4月7日を「シーナの日」として追悼イベントを開催したり、シーナとの愛の日々を語ったロングインタビュー「シーナの夢 〜若松、博多、東京、HAPPY HOUSE〜」が書籍化されたりと、死別後も愛情に溢れた活動を行いました。

鮎川誠とシーナは、ロックバンド「シーナ＆ザ・ロケッツ」のメンバーとして知られていますが、結婚したのはバンド結成よりも前です。

二人がどんな馴れ初めで出会い、結婚に至り、バンドを結成することになったのか。その経緯を見ていきましょう。

鮎川誠とシーナが出会ったのは、シーナがまだ10代の頃でした。

鮎川誠は当時、バンド「サンハウス」のギタリストとして、福岡・博多のダンスホール「ヤング・キラー」で演奏をしていました。

1971年夏、そのダンスホールで演奏していたところ、家出をした高校3年生のシーナが来店し、二人はそこで初めて出会いました。

自由を求めて家出を繰り返す音楽好きな高校生のシーナと出会った鮎川誠は、それからすぐに意気投合して交際をスタートさせました。

その後二人は交際期間5年を経て、1976年に結婚に至りました。
交際中は4年ほどの同棲生活を経験し、シーナが子供を妊娠したことをきっかけとして結婚に踏み切ったようです。

結婚後、1978年に鮎川誠が所属していたバンド「サンハウス」が解散を迎えました。

鮎川誠の嫁であるシーナは、幼い頃から「自分が歌ったレコードを作りたい」という夢を持つほどの音楽好きでした。

旦那のバンドが解散した際にその夢を打ち明けたところ、鮎川誠が「シーナがボーカルのバンドを作ろう」と乗り気になったことで「シーナ＆ザ・ロケッツ」が結成されました。

バンド結成時はすでに鮎川誠とシーナの間には子供が生まれていましたが、嫁の夢を叶えるために福岡から上京することを選び、子供は祖父母に預けて音楽活動をスタートさせました。

鮎川誠とシーナの間には3人の子供が誕生しており、全員が娘で、長女と次女は双子です。

子供は全員が芸能活動・音楽活動の経験があります。

長女の鮎川陽子はモデル。
次女の鮎川純子はロックバンド「DARKSIDE MIRRORS」のドラム担当。
三女の鮎川知慧子は次女と共にロックバンド「DARKSIDE MIRRORS」のボーカル・ギターとして活動しました。

ここからは鮎川誠とシーナの子供達の詳細をお届けします。

名前：鮎川 陽子（あゆかわ ようこ）
生年月日：1976年10月8日
出身地：福岡県北九州市若松区
身長：168cm

鮎川誠とシーナの娘で、長女の鮎川陽子は、フリーランスで活動するファッションモデルです。

高校卒業後からモデル活動を始め、以前はモデル事務所「ESPRIT」に所属していました。

女性ファッション雑誌「CUTiE」「SPRiNG」「Olive」など数々の人気雑誌の誌面を飾り、東京コレクションのランウェイに登場するなど本格的にモデルとして活躍しました。

その活動の場は日本のみならず、フランスのトップモデルエージェンシー「NEXT」に所属して海外でも活動し、シャネルのコレクションに出演するなどトップモデルの仲間入りを果たしています。

シャネルやフェンディを手掛けたデザイナーであるカール・ラガーフェルドからも一目置かれていた存在で、イギリス発のファッション雑誌「i-D」で〝日本のトップモデル〟と紹介されるなど、一流モデルとして活躍した経歴の持ち主です。

現在はデザイナーとしての仕事にも取り組んでおり、2015年に自身のアパレルブランド「YOKO AYUKAWA」を立ち上げるなど、ファッション業界で精力的に活動しています。