名前：Satoru（サトル）
生年月日：1997年7月10日
出身地：ブラジル

Satoruとは、アンダーグラウンドで活動するラッパーであり、少年院に入った過去や暴力団に所属していた過去を持っています。

母親がブラジル人・父親が日系という両親のもとブラジルに生まれ、3歳の時に日本の栃木県足利市に移住してきました。

中学1年生の時に日本のヒップホップアーティスト・AK-69の音楽を聴いてヒップホップに目覚め、16歳頃からラッパー・MAKAに師事し自身もラッパーとしての活動を開始しました。

しかし周囲の環境は悪く、10代の頃から犯罪行為に手を染めるように。
地元の栃木県を拠点とするカラーギャングチーム「C.M.D13」に所属し、喧嘩に明け暮れる日々で、警察沙汰も日常茶飯事でした。

ヒップホップに出会って音楽活動を始めようにも資金がなく、アルバム制作費のために特殊詐欺の片棒を担ぎ、少年院で1年4ヶ月ほど過ごしています。

その後、高校を自主退学し、自由を求めて17歳の時に暴力団に入りました。
しかし暴力団での仕事は自由とは真逆のもので、兄貴分のスケジュールに振り回される生活に嫌気がさし、音楽活動の時間を取りたいという理由で暴力団から抜けることを選びました。

少年院入所により一時期ラップをやめていたSatoruですが、栃木で行われたラッパー・Anarchyのライブに足を運んだことで再びヒップホップの世界に魅了されます。

ライブの翌日にはすぐに楽曲制作に取り掛かり、そうして出来たのがSatoruの代表曲の一つ「MAKA」です。

自分がラップを始めるきっかけを作ってくれたMAKAに恩返ししたいという思いで作られたこの曲。
これがSNSを中心に話題となりSatoruの知名度が上がり、本格的にラッパーとしての活動を開始しました。

ラッパーとして活動するSatoruですが、現在は格闘技の世界でも注目を集めています。

全国から集まった喧嘩自慢が戦う「ケンカバトルロワイアル シーズン1」では、バン仲村を相手に見事勝利し、初代王者に輝きました。

格闘家の朝倉未来がプロデュースを務めている人気格闘技イベント「BREAKING DOWN」にも参戦しており、2022年に行われた第6回大会に出場しています。

Satoruは2023年開催の「BREAKING DOWN 7」にも出場予定でしたが、大会直前に何者かに襲撃されボコボコにされたという動画を公開して話題になりました。

ここではSatoruの襲撃事件の詳細、「ボコボコにされた」は嘘なのか本当なのか、犯人や現在の様子もあわせてお届けします。

ブレイキングダウン7の前日である2023年2月18日、Satoruが自身のYouTubeチャンネルに「何者かに襲撃された」というタイトルの動画をアップしました。

Satoruは「何者かに襲撃されボコボコにされた。ブレイキングダウンには出場できない」と発表。
動画に映る姿はボコボコにされた状態で、顔には無数の絆創膏が貼られ、モザイクがかけられた身体は血まみれのように見えます。

この後、ブレイキングダウン側からSatoruが大会前日の計量記者会見に来なかったことや、本人と連絡が一切取れないことが明かされ、正式にSatoruの大会欠場が発表されました。

大会主催の朝倉未来はSatoruに対し、「YouTube上げてる時間があったら運営に連絡するのが筋」と至極真っ当なコメントを出しています。

このSatoru襲撃事件はネット上でも瞬く間に話題になり、犯人の特定も行われましたが、動画公開直後から「ボコボコにされたというのは嘘ではないか」という意見も多く見られました。

なぜSatoruはボコボコにされたという動画を出したのか、犯人とされる人物や襲撃事件の真相も見ていきましょう。