ハハノシキュウは非常に謎が多いラッパーで、近年HIPHOP業界で注目を集めています。ハハノシキュウはいつも長い前髪で顔を隠し、素性も不明。そのミステリアスな雰囲気は多くのファンを魅了しています。

活動としては楽曲のリリースやMC BATTLEやライブへの出演が中心となっていて、その注目度から今後はもしかするとテレビなどへの出演もあるかもしれません。

ハハノシキュウは2019年から小説家としても活動を始めていて、「ワールド・イズ・ユアーズ」でデビュー。2020年には「デューティフル・ダーク」という小説も発売されていて、今後の新作にも期待が集まっています。

ハハノシキュウはネットでグッズ販売も行っていて、Tシャツやパーカー、キャップなどのファッションアイテムは非常に高い人気を誇っています。グッズ販売はアイテムごとに不定期で行われていて、「8×8＝49（ハハノシキュウ）」と書かれたロゴが特徴となっています。

ハハノシキュウの正体については今のところ「謎」のままで、その素性は不明な部分が多いことで知られています。今後正体が明かされるのかはわかりませんが、ミステリアスなのがハハノシキュウの魅力であるため、当分は正体は明かされないのではないかと思われます。

ハハノシキュウの本名については一切情報がなく、名字や名前につながる情報もありません。作詞のときには「母野宮子」という名義を使っていますが、こちらは本名とまったく関係の無い名前だと思われます。

ハハノシキュウの年齢についても一切情報はなく、誕生日については「5月9日」だということがわかっています。また、ラップシーンでの活躍や過去のインタビューから年齢はおそらく30代だと思われ、30代半ばから後半ほどではないかと予想されます。

ハハノシキュウの出身地だけは判明しているようで、「青森県弘前市」なんだそうです。弘前市は特産のりんごや桜の名所で知られていて、青森県の西部に位置した町です。

ハハノシキュウの性別は「男」。髪が長く、顔を隠していますが、ラップをしている声から男だというのは容易にわかります。

ハハノシキュウはガッツリ素顔を晒したことはありませんが、自身のTwitterでは目から下がわかる写真をアップしたことがありました。この写真では若干ひげを伸ばしているのが伺え、意外に男らしい顔つきをしていることが伺えます。

ハハノシキュウは少年時代は勉強が得意だったようで、バリバリの文化系ではなかったものの、勉強するのは楽しかったのだとか。ただ、小学校の高学年ぐらいから自身が女子にモテないことを悟り、この頃からひねくれだしたのだそうです。

ハハノシキュウは中学1年の頃から音楽にハマるようになり、当初は「Mr.Children」を聴き、その後に「Dragon Ash」でオルタナに傾倒していったのだとか。また、不良の同級生が学校の校内放送でHIPHOPを流していたのを聴き、彼もそれに影響を受けて様々なラッパーの曲を聴くようになったのだそうです。

ハハノシキュウは高校にあがるとHIPHOP好きの友人が増え、当時はカラオケで友人たちとラップを歌うことが多かったのだとか。ちなみに当時は落語の「三題噺」の練習もしていたようで、そのときの経験は現在のラップにも役立っているのだとか。

ハハノシキュウは大学に上がるといわゆる「陽キャ」のグループに属し、青春を謳歌した4年間だったことを明かしています。このときもHIPHOPは好きだったようですが、とくに音楽に傾倒することはなく、グループのみんなで毎日楽しく遊んでいたのだとか。

ハハノシキュウの出身大学については情報がなく、地元青森県の大学なのか県外の大学なのかはわかっていません。ただ、過去のインタビューから「ギリギリの生活」を送っていたことを明かしていて、「大学は東京が発信してる当たり前を当たり前に摂取してる人が多い」と語っていたことからおそらく東京の大学に進学したのではないかと思われます。

ハハノシキュウがラップを始めたのは2005年。当時はMCバトルが流行っていたようで、そこでラッパーの環ROYが活躍しているのを見て「自分と似てる」と感じラッパーとして活動することを決意。その後は友人たちとフリースタイルで遊ぶようになり、バトルデビュー。この頃は「8小節ラップができればすごい」という時代で、耳ざわりを意識したラップをしていたのだそうです。

ハハノシキュウは2008年に行われたラップバトル「UMB2008」の東京予選に出場した際の試合がDVD化され、このときのバトルで発した「コントリーミキサーに突っ込んで死ね」というフレーズがHIPHOPファンの間でバズります。

これにより彼は一気に知名度を上げ、音楽プロデューサーのKussyから声をかけられラッパーとしての活動が本格化しました。ちなみに当時のハハノシキュウのMC名は「腐悪（ファック）」でした。