名前：大橋 純子（おおはし じゅんこ）
生年月日：1950年4月26日
出身地：北海道
血液型：A型
職業：歌手

大橋純子は1974年にアルバム「フィーリングナウ」でデビュー。日本人離れした歌唱力で注目を集め、その後はヒット曲を連発し人気歌手の仲間入りを果たしました。

大橋純子と言えば圧倒的な歌唱力の高さが魅力の一つで、昭和の歌手の中でも歌の上手さは群を抜いていました。

パワフルな歌声とどこまでも伸びる高音はとくに魅力的で、過去には日本レコード大賞で「最優秀歌唱賞」を受賞したこともありました。

大橋純子の夫は作曲家として活動している佐藤健。2人は1979年に結婚していて、彼女の曲を夫の佐藤健が手掛けたこともあります。佐藤健は元々大橋純子のバックバンドでキーボードを担当していたようで、その後は作曲家として活動を開始。

これまでに数多くのアーティストへ楽曲提供を行っていて、音楽業界では非常に有名な人物なんだそうです。

大橋純子は2018年に一度「早期の食道がん」だと診断を受けていて、その後は治療を受けて回復したのだそうです。ですが、2023年3月に食堂がんが再発したことを明かし、治療のために音楽活動は休止することになりました。

復帰が待ち望まれていた大橋純子ですが、闘病の末2023年11月に73歳で亡くなっています。所属事務所によると大橋純子は復帰に向けて治療やリハビリに励んでいたようですが、容態が急変し11月9日に亡くなったとのことです。

大橋純子は子供の頃から洋楽を聴いていたようで、当時はビートルズや日本のグループサウンズなどを聴いていたのだそうです。この頃は海外アーティストやバンドの音楽が日本でも人気が高く、彼女もそうした影響を受けて育ったようです。

大橋純子は中学・高校時代もビートルズやグループサウンズを聴いていたようですが、ある日、学校から帰ると自宅のテレビで外国のバンドのコンサートが映っていて、衝撃を受けたのだそうです。

このときは「セルジオ・メンデスとブラジル’66」というバンドだったようで、名前を覚えてお小遣いを持ってレコード屋さんまで買いに行ったといいます。

大橋純子は中学時代に「合唱クラブ」に所属していたようで、当時はメゾソプラノを担当していたとのこと。当時の具体的な活動はわかっていませんが、音楽好きな女子中学生だったようです。

大橋純子は高校に上がると「混成四部合唱団」に所属し、ここでもソプラノを担当していたのだそうです。当時も歌は好きだったものの、将来の夢は歌手では無かったようで、この頃はアナウンサーを志していたといいます。

大橋純子は短大に進学したあと、北海道大学の軽音楽クラブのバンドに加入し、本格的に音楽活動をスタートさせます。このバンドは地元では非常に人気が高く、その圧倒的な歌唱力から北海道のHBCラジオで深夜放送のディスクジョッキーを務めたこともあったのだそうです。

ちなみに当初はハードロックを歌っていましたが、その後はポップスなども歌うようになりました。

大橋純子は短大時代にバンド活動でボーカルを務めていましたが、当時はギターが彼女のキーに合わせてくれず、渋々彼女が合わせて歌っていたのだそうです。

そのため、彼女の喉は自然と鍛えられ、気が付くと高音が出せるようになっていたといいます。

大橋純子は短大を卒業したあとは上京し、ヤマハ音楽振興会でバイトをしながらその仲間たちと一緒にバンドを結成します。ここでも彼女はボーカルを務め、その圧倒的な歌唱力の高さで音楽関係者の目に留まります。

その後はレコード会社のオーディションを受けて合格となるも、デビューはソロとなってしまいました。

大橋純子の実家は地元の夕張市の炭鉱で営んでいた大衆食堂。当時は利用者が多く、人気の食堂となっていました。ちなみに彼女は子供の頃は実家の食堂でお客の前で歌を披露することが多く、この頃から「歌が上手い」と絶賛されていたのだそうです。

大橋純子の実家の家族構成は父親と母親、そして兄弟には3人の兄がいる6人家族となっています。彼女は末っ子で唯一の女の子ということもあり、みんなからとても可愛がられて育ったのだそうです。