怒髪天は人気のロックバンド。彼らは1984年に結成されたバンドで、当初はハードコア・パンクバンドとして活動。その後は1991年にメジャーデビューを果たし、1996年に一時活動休止となります。

1999年にはインディーズで活動再開となり、2004年に改めてメジャーデビューを果たしました。

怒髪天は先ほども少し触れましたが、結成当初の頃はハードコア・パンクバンドとして活動していて、当時はメンバーが高校生だったこともあってか2年ほどで一度解散。その後はメンバーを一新して再結成され、ここからローリング・ストーンズやブルースを基調とし、様々なバンドの影響を受け、歌謡曲や演歌の要素も含まれた音楽を行うようになりました。そこから現在の「リズム＆演歌」のスタイルが完成しました。

怒髪天は地元・札幌のインディーズシーンで活躍したあと、1980年代後半のバンドブーム後に上京。当時はメンバーの異常な風体と集客率の低さからライブハウスへの出演は断れるばかりで、数件のライブハウスだけが受け入れてくれたのだとか。

また、他のバンドからも敬遠されることが多かったようですが、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」や「マリア観音」といったバンドは気さくに話しかけてくれたのだそうです。

怒髪天という名前の由来はその言葉通り「怒り」です。これは彼らの「負けねえぞ」や「もっといい曲作ってやるぞ」という思いから来ていて、そうした怒りをぶちまけるのがスタイルなんだそうです。

毎日のように湧き出る誰かに言いたいことを曲を通して表現していて、怒りそのものが彼らの原動力なんだとか。

怒髪天が結成された頃はメンバーが高校生で、1986年に一度解散しています。その後に再結成はしていますが、このときにメンバーが入れ替わっていて、増子と上原子が中心となり、坂詰を誘って活動を再開。そして、1988年に清水が加入し、現在の4人組バンドとなりました。

名前：清水 泰次（しみず やすつぐ）
生年月日：1968年5月4日
出身地：北海道
血液型：O型
職業：ベーシスト

清水は怒髪天でベースを担当しているメンバー。彼は1988年に加入したメンバーで、当初から「フロントマンより前へ！」をモットーに魅せるライブスタイルが特徴でした。

また、独特なベースラインも彼の魅力のひとつとなっていて、怒髪天の音楽に欠かせない存在となっています。

怒髪天は1996年に一度解散していて、このときは「行き詰まり」を感じての解散でした。ですが、1999年に清水からメンバーに「もう一度、怒髪天やろう」と提案していて、現在の彼らの活動は清水の声かけがあったからこそなんだそうです。

清水は怒髪天以外に「グリーンハイツ」や「GARAKUTA KOJO」といったユニットでも活動しています。グリーンハイツは人気バンド「MILK＆WATER」の松原浩三と結成したフォークデュオ。

GARAKUTA KOJOは幼馴染のギタリスト影山裕之と結成した音楽ユニットとなっています。

名前：坂詰 克彦（さかづめ かつひこ）
生年月日：1966年8月18日
出身地：北海道
血液型：O型
職業：ドラマー

坂詰は怒髪天でドラムを担当しているメンバー。彼は豪快なドラムを叩くことで知られていて、その演奏は多くのファンを魅了しています。

また、曲によっては独特でマニアックな演奏も見せていて、怒髪天にとって無くてはならない存在となっています。

坂詰は怒髪天の活動だけでなく、ソロでも活動を行っていて、ギターの弾き語りで行う「TELEZUME」やドラムの叩き語り、さらにラジオDJまで行うなど、幅の広さは怒髪天メンバーの中では際立っています。

今後もソロ活動は増える一方だと思われ、その活躍には期待が集まっています。

坂詰は怒髪天で唯一ソロでシングルをリリースしていて、今後もソロアーティストとしての活動に期待が集まっています。彼がソロデビューを果たしたのは2014年のシングル「今夜も始まっているだろう」で、これ以降もソロ楽曲をリリースしています。

ソロアーティストとしては彼の個性が際立っていて、コアなファンからの支持を集めています。

名前：上原子 友康（かみはらこ ともやす）
生年月日：1967年2月26日
出身地：北海道
血液型：A型
職業：ギタリスト、作曲家