MIKIKOは様々なアーティストや舞台の演出や振り付けを担当している女性で、現在はダンスグループであり、企業でもある「株式会社ELEVENPLAY」の代表取締役も務めています。みんなからは「MIKIKO先生」と呼ばれていて、ダンスの振り付け業界では知らぬ者はいないほどの存在となっています。

MIKIKOは長年「Perfume」の振り付けを担当していることで知られていて、彼女の振り付けは彼女たちにとってなくてはならないものになっています。彼女はPerfumeのインディーズ時代から振り付けを担当していて、2003年の「ジェニーはご機嫌ななめ」から2020年の「Time Warp」まで彼女の振り付けを採用しています。

今後も双方な元気なうちはこの関係が続くものと思われ、Perfumeの素晴らしいパフォーマンスの裏にはいつもMIKIKOの存在がありました。

MIKIKOは2019年に東京オリンピックの開会式の執行責任者に就任しました。彼女の作った演出はIOCからも絶賛されていたものの、2020年5月に突如役職を降ろされてしまいます。その理由はクリエイティブディレクター佐々木宏に責任者を変更したことが挙げられていて、彼女は突然契約を解除されてしまったのだとか。これに対してMIKIKOは契約元だった電通へ直訴するも彼女の訴えは一切届かなかったのだそうです。

MIKIKOの本名は「水野 幹子（みずの みきこ）」と言い、活動自体は「MIKIKO」という名前しか使っていません。また、活動名は本名の幹子から取られているものと思われます。

MIKIKOの2021年8月現在の年齢は「44歳」です。見た目は若々しいものの、意外にも年齢は40代でした。生年月日は「1977年8月11日」で星座は「しし座」となっています。

MIKIKOの出身は広島県です。彼女は広島で活動していた頃にPerfumeと出会い、彼女たちの振り付けを担当することになったのだとか。また、当時の彼女は広島で週5日活動したあとは2日東京でも活動していたようで、この頃からすでにダンサーや振付師として人気が高かったのだそうです。ちなみに広島出身ではありますが、生まれたのは東京です。

MIKIKOの身長は「158㎝」だそうで、女性としては平均よりも少し低めです。体重については公表されていないものの、プロのダンサー・振付師であるため、おそらく「40㎏台前半」ではないかと思われます。

MIKIKOの出身小学校については情報がありません。ただ、彼女の実家は広島市内にあることは判明していて、広島市内の小学校に通っていたものと思われます。

MIKIKOは地元で開催されていたひろしまフラワーフェスティバルが自宅近くで行われていたため、当時はステージの骨組みが出来ていく様子などを毎年見ていました。

また、彼女の父親は広告代理店勤務ということもあってライブやその舞台裏を見れることが多く、ここで彼女は振付師の存在を知ります。ちなみにこのときは米米CLUBのライブをバックステージから見させてもらったこともあったのだそうです。

MIKIKOが通っていた中学は私立の「安田女子中学校」です。この学校は幼稚園から大学まで運営している私立校で、校則の厳しさが県内でも随一であることで知られています。

この学校では服装や髪型のチェックが定期的に行われ、登下校時にはしっかり礼をしなければいけないのだそうです。

MIKIKOは中学時代に「バトン部」に所属していたようで、当時は部活の一貫で地元のフラワーフェスティバルの舞台やパレードに参加。この活動をきっかけに彼女は人前で踊る楽しさに目覚め、ダンスに興味を持つようになりました。

MIKIKOが通っていた高校については情報がありません。ただ、中学のときに一貫校であった安田女子中学校に通っていたことからおそらく安田女子高校に進学したのではないかと思われます。

MIKIKOは高校に上がるとヒップホップダンスを習い始め、ここから彼女のダンス人生がスタートしました。彼女がダンスをはじめたのは高校2年生の頃で、このときは同時にモダンバレエの教室にも通っています。ただ、当時はまだダンサーや振付師になりたいという思いはなく、「かっこいいダンスがやりたいな」と感じて習い始めたのだそうです。

MIKIKOは高校卒業後は大学に進学していますが、こちらも高校と同様に情報は一切ありません。中学が一貫校であったため、大学も同じ安田女子大学かもしれません。ただ、彼女は28歳まで広島で過ごしていることがわかっているため、広島県内の大学だったことは間違いないでしょう。

MIKIKOはダンスを始めてからわずか2年後の19歳のときにダンスの指導者として活動をスタートさせます。これは当時のダンススタジオのオーナーから「習いながら教えることで勉強していきなさい」と言われたことが要因になっています。

このときから生徒たちに教えるために振り付けを考えるようになり、この頃は自身が習っていたヒップホップとバレエの要素を取り入れた振り付けを教えていたのだそうです。

MIKIKOは21歳のときにアクターズスクール広島の開校にダンス講師として参加。第一期の生徒の中には当時まだ小学5年生だったPerfumeのメンバー3人がいたようで、ここから彼女たちとの関係がスタートしました。彼女はPerfumeの活動初期の頃から彼女たちの振り付けやダンスレッスンを行っていて、彼女たちが東京に出て以降もMIKIKOとの関係が切れることはありませんでした。

MIKIKOはその後、2000年にMAXのバックダンサーに起用され、自身もダンスグループ「VAX」を結成。この頃から広島と東京を週に1回は往復する生活となり、同時期にPerfumeも広島から上京しています。

彼女はVAXとして5年ほど広島と東京を往復する生活を送り、ダンサーとして脚光を浴びるようになりました。

MIKIKOは28歳の頃にPerfumeが所属しているアミューズとマネジメント契約を結び、以降は「つくる仕事」に専念するため本格的に演出家としての活動を始めます。

その後は感性を磨くためにアメリカ・ニューヨークへ留学し、2年間に渡って勉強を重ねました。ちなみに当時はビデオレターでPerfumeの振り付けやダンスレッスンをしていたようで、帰国後にPerfumeがブレイクしたことを知って大喜びしたのだそうです。

MIKIKOは帰国後からはアミューズに所属している他のアーティストの振り付けも行うようになり、一気に振付師として脚光を浴びるようになります。また、この頃にはテレビCMの振り付けやコンサートの演出も任されるようになり、「ELEVENPLAY」というダンスグループも設立。

2014年には初音ミクとともにELEVENPLAYでレディー・ガガの前座も務め、その振り付けと演出は絶大な人気を集めることとなります。

MIKIKOは2016年にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で話題になった恋ダンスの振り付けをしたことでも知られていて、このダンスは日本中で絶大な人気を集め、それと同時に今まで以上に彼女の存在も知られることになりました。ちなみに恋ダンスは星野源の曲に込めた想いを聞き、それを元に試行錯誤しながら作り上げたのだそうです。