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高田漣と中山美穂のプロフィール

フォークシンガー高田渡の息子で、弦楽器奏者である高田漣。
女優や歌手として80年代から第一線で活躍してきた中山美穂。

二人は音楽を通じて深い関係を築いてきました。
ここでは二人のプロフィールや関係性、アルバム制作時のエピソード、中山美穂の死後のエピソードを紹介します。

高田漣のプロフィール

名前:高田 漣(たかだ れん)
生年月日:1973年8月20日
出身地:東京都

高田漣は、フォークシンガー・高田渡の息子で、マルチ弦楽器奏者として活動しています。

17歳だった1990年に西岡恭蔵のアルバム「トラベリン・バンド」に参加してセッションデビューし、2002年に自身のアルバム「LULLABY」でソロデビューを果たしました。

メイン楽器はペダル・スティールギターで、その他にもラップスティールギター、アコースティックギター、マンドリン、ウクレレなどを演奏します。

細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一など有名ミュージシャンのライブに出演してキャリアを積み、2013年にアルバム「アンサンブル」でメジャーデビューを果たしました。

中山美穂のプロフィール

名前:中山 美穂(なかやま みほ)
生年月日:1970年3月1日
出身地:東京都小金井市

中山美穂は、かつてビッグアップルに所属していた歌手・女優です。

中学1年生だった1982年に芸能界入りし、雑誌「花とゆめ」の懸賞ページでモデルとしてデビューしました。

1985年のドラマ「毎度おさわがせします」で女優デビューし、同年にシングル「C」でアイドル歌手としてもデビュー。

ドラマ「逢いたい時にあなたはいない…」「もしも願いが叶うなら」や、映画「ビーバップ・ハイスクール」など数々のヒット作に出演し、80年代を代表するアイドル歌手&女優として地位を確立しました。

2023年に24年ぶりとなる全国ツアー「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」を開催し、2024年には19都市21公演の全国ツアー「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux」を開催するなど、近年も精力的に活動していました。

しかし2024年12月6日に自宅で死去し、54歳という若さでこの世を去ることになりました。
死因は入浴中の事故や病死の可能性があるとされています。

高田漣と中山美穂の関係

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高田漣と中山美穂の関係は、音楽活動を通じて絆を深めてきました。

中山美穂は1985年6月21日にシングル「C」で歌手デビューし、2020年の歌手デビュー35周年イヤーを記念して、2019年12月4日に約20年ぶりとなるニューアルバム「Neuf Neuf」がリリースされました。

出典:YouTube

このアルバムのプロデューサーとして起用されたのが高田漣です。
音楽家、プロデューサー、マルチ弦楽器奏者として活躍する高田漣が収録曲8曲すべてのアレンジを担当しました。

アルバムには、デビュー曲「C」や、ヒット曲「ただ泣きたくなるの」「色・ホワイトブレンド」のセルフカバーが4曲、さらに中山美穂が作曲を担当したインストゥルメンタル含め、新曲4曲が収録されています。

中山美穂が作詞を手がけた「時計草」は、高田漣が作曲を担当。
さらに「カーテンコール」は高田漣が作詞・作曲・編曲を担当しました。

2020年3月1日には中山美穂の20年半ぶりのワンマンライブも開催され、ファン待望の歌手活動再開を大きく支えた存在として、高田漣の名前は中山美穂のファンの間でも有名です。

高田漣と中山美穂のエピソード:アルバム制作時

高田漣と中山美穂のアルバム制作時のエピソードを見ていきましょう。

高田漣が中山美穂のアルバムに込めた思い

高田漣は中山美穂の約20年ぶりのアルバム「Neuf Neuf」のプロデュース依頼を受けた際、最初は「いったい自分に何ができるのだろうか」という思いを抱えていました。

しかし中山美穂との打ち合わせを経て“懐かしくて、でも新しいもの”を目指して制作に取り組む方針が決まり、セルフカバー曲は原曲の香りを残しつつも現代的な仕上がりに。
新曲は昔から存在する曲のカバーのように聞こえるような仕上がりにといった目標が設定されました。

高田漣はプロデューサーとしてセルフカバーと新曲どちらも何度も推敲を重ね、今までにない独特な感覚のアルバムを見事に仕上げました。

アルバムタイトルの「Neuf」は、フランス語で「新しい」の意味を持ちます。
まさしくタイトル通りの音楽性が込められたアルバムは、音楽活動再開を熱望していたファンからも好評の作品に仕上がりました。

高田漣と中山美穂のエピソード:中山美穂の死後

中山美穂の死後に高田漣が発表したコメントなどのエピソードを見ていきましょう。

高田漣のもとに訃報が届く

2024年12月6日に自宅で死去した中山美穂。
その訃報はすぐに高田漣のもとにも届けられ、SNSを通じて訃報を受けてのコメントが発表されました。

SNSでは「先週末仕事の最中に中山美穂さんの訃報を聞きました」とした上で、アルバムのプロデューサーとしていくつかのテレビ番組から取材を受けたことを明かしています。

高田漣は「僕が知っているのはほんの刹那な時間であり、でもその時一緒に作ったアルバムのお話であればと語らせて頂きました。未だに信じられないのですが、美穂さんが安らかでいられることを願います」と綴り、若くして亡くなった中山美穂を哀悼しました。

高田漣がテレビ番組で語った中山美穂の姿

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