いときんさんは、大阪の大国町出身のヒップホップ・ユニット「ET-KING」のリーダーとして、同ユニットのトラックメイクをほぼ一人で担当していた他、プロデューサーや構成まで行っていた中心的存在でした。

そんな「いときん」という人物を見事に表現した言葉がこちら。

2020年10月13日に、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが、自身のブログに書いた言葉なんですよね。

さらにその記事には、彼が手掛けた50万部を超える人気絵本「えんとつ町のプペル」の登場人物であるブルーノのモデルが いときんさん であること。

そして、同作が原作で、西野亮廣さん本人が制作総指揮を執ったアニメーション映画「えんとつ町のプペル」の脚本執筆中には、ET-KINGの「さよならまたな」を何度も何度も聴いていたことを告白しました。

今回は、そんなET-KINGのいときんさんが、2017年6月に公表した病気と、最後のステージでの様子。

さらに、あんなにパワフルだったいときんさんの命をあっさりと奪ってしまった死因や葬儀での様子と、話題になったがん発症と刺青との関係や呪いの噂についてまとめてみました。

2017年6月、定期的に受診している健康診断で肺腺がんが見つかり、同年7月の精密検査の結果、それがステージ4の進行がんであり、リンパ節や脳にまで転移していることが発覚したいときんさん。

同年8月3日、自身の病気とその後の活動について、いときんさんはファンに対して次のように報告しています。

普通であれば公にはしたくないような深刻な状況であるにもかかわらず、いときんさんはあくまで彼らしく、気丈に真正面から病気に対峙している様子が覗われますね。

そして、このいときんさんのコメントは、次の言葉で力強く結ばれていました。

いときんさんの「なんとしてでも生きたい！」そんな強い想いが伝わってくるようでした。

それ以降は自宅で闘病を続ける一方で、2017年11月にリリースされた新曲「こっちこい」や、2018年2月に発売予定のアルバムのレコーディングにも参加していたといういときんさん。

2017年12月28日には、約5ヶ月ぶりに地元大阪の「Zepp Namba」でのライブツアー・ファイナルで元気な姿を見せました。

その時の様子がこちら。