1984年1月11日に長崎県で誕生。東京都、その後埼玉県で育ちます。

父はテノール歌手の田代誠であり、母はピアノ講師という音楽一家に生まれました。

テノール歌手である父により、「黄金のトランペット」と称されたイタリア人テノール歌手マリオ・デル・モナコに因み、「万里（ばんり）に生きる」という意味を込こめて「万里生」と名付けられました。

大学卒業後、ESCOLTAのオーディションを受け、満場一致でESCOLTAのメンバーに決定し、2007年11月14日、ESCOLTAのメンバーとしてビクターエンタテインメントよりCDメジャーデビューを果たしました。

2009年2月10日、『マルグリット』アルマン役でミュージカルデビューを果たしました。劇中のジャズピアノ・弾き語りシーンは、全て本人による生演奏です。

田代万里生は絶対音感の持ち主で、15歳から本格的に声楽を学び、圧倒的な歌唱力を身につけます。

ミュージカルで田代万里生の歌を聞きファンになったという方も多くおり、その歌唱力の素晴らしさは高く評価されています。

長崎県で生まれ、その後、東京都と埼玉県に移住しています。東京都か埼玉県の小学校に通われていたのでしょうか？何歳の時に引っ越したのか明かされていないため、分かりませんでした。

ピアノ講師である母のもとで3歳からピアノを学び、7歳よりヴァイオリンを始めました。

小学校5年生の時に左足が大腿骨頭すべり症になり、治療のために胸から左足爪先まで石膏ギプスに固められ、自宅で半年間の寝たきり生活を経験しました。以降半年間にわたり松葉杖と石膏ギプスで過ごし、保健室登校をしていました。

一時は特発性大腿骨頭壊死症と診断され、医師から左足切断を勧められ、義足や車椅子の一生を覚悟した時もあったそうですが、後に大腿骨頭壊死症ではないことが判明し、学校の協力もあり無事に進級し、数年後には病状も治まったそうです。

この病気により、当時習っていたヴァイオリンはもちろん、空手やバスケットボール（副キャプテン）を断念することになり、後に15歳で声楽を志すことになります。