桜井和寿さんはMr.Childrenのボーカリスト兼ギタリストです。
また、バンド「Bank Band」やGAKU-MCとのユニットであるウカスカジーのボーカルも務めています。

Mr.Childrenの楽曲はアマチュア時代からのものも含めほぼ桜井さんが作詞・作曲をされています。

メジャーデビューの4thシングル「CROSS ROAD」がロングヒットしミリオンセラーを記録したことでMr.Childrenの知名度が一気に上がりました。

5thシングル「innocent world」で初のオリコンチャート1位、6thシングル「Tomorrow never knows」「名もなき詩」がダブルミリオンを達成するとトップアーティストの仲間入りを果たしました。
その後もヒット曲を連発しシングルでは10作品、アルバムは14作品ミリオンセラーを達成しています。

また、桑田佳祐 さんとMr.Children名義でシングル「奇跡の地球ほし」をリリースしています。
この収益金はすべてアクト・アゲインスト・エイズ (Act Against AIDS) 基金へ寄付されています。
その他にも「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のアーティスト印税を阪神・淡路大震災義援金に、シングル「かぞえうた」の収益金すべてを災害復興支援プロジェクト「ap bank Fund for Japan」へ寄付など数多くの寄付を行っています。
また、地雷撲滅を訴えかけるチャリティー企画ユニット・N.M.L.にも参加するなど慈善活動も積極的に行っています。

出身小学校は東京都練馬区練馬第二小学校です。

小学生の時は空手を習っていました。また、少年野球チームにも加入しスポーツが大好きな少年だったようです。
その一方勉強の方は出来る方ではなく成績もよくありませんでした。
勉強の成績について両親は咎める事もなく替わりに「何か１つみんなより自身を持って優れていると言えるようなもの身に付けろ」と言ったそうです。

また、現在はギターもピアノも弾ける桜井さんですが小学生の時は音楽は女がやるものだと思っていたそうです。

その為、音楽の授業では絶対に歌うことをしなかったのだとか。
絶対に歌うことをしなかったことから先生から往復ビンタを20発も食らったと明かしています。

出身中学は練馬区立貫井中学校です。

小学生の時はスポーツ少年でしたが、中学生ではなんと落語研究会に在籍し、高座名は「一休寿(いっきゅうことぶき)」として活動されていました。
しかも、その時は丸坊主だったという情報もあります。

落語研究会に在籍する一面もあれば、不良グループの一人でもありました。
しかし、その不良グループを抜けたいと思い辞めようとすると仲間から万引きをするように言われます。
万引きが嫌だった桜井さんは自ら交番に行き「僕は万引きをしている」と話したそうです。
このようなこともあり無事に不良グループから抜けることができました。

また、目立ちたがり屋な少年でもあり、女の子にもよくいたずらをしていたようです。
そのいたずらは女の子の背後にこっそりと回ると後ろからおっぱいをわしずかみにするという今では考えられないようなことをしていそうです。
本人は女の子が怒っても笑って逃げていたそうです。

中学2年生の時に姉の影響でギターに興味を持ち、独学でギターを弾いていました。
その、演奏を聴いた姉は桜井さんに「あんた天才じゃないの？」と言ったほどの腕前だったそうです。
その言葉がうれしかったのかこの頃から音楽にハマりのめり込むようになりました。

中学を卒業した後は関東高等学校(現 聖徳学園高等学校）に進学しています。
偏差値は58で桜井さん以外にも有名な方が卒業されています。

・矢吹二朗（俳優）
・長谷川宙輝（プロ野球選手）
・永野彰一（プロ雀士）　他
また、メンバーである田原健一さんと中川敬輔さんも同じ高校です。

この高校を選んだ理由は軽音楽部があるからだそうです。

高校生の時に初めてバントを結成します。バンド名は「Beatnik」です。
その時のメンバーは今のメンバーでもある田原健一さんと中川敬輔さん、そして当時付き合っていた彼女もいました。
その彼女の担当はキーボードでした。
そしてその彼女を巡って田原さんと三角関係になったことがあるそうです。そのことが原因でバンド解散というとこまで行きましたが、中川さんが仲裁し解散することはありませんでした。

高校生でのバンドはコピーバンドが多いですが、桜井さん達のバンドはこの頃からすでにオリジナル曲を作っていました。
さらに、プロを目指していたのでレコード会社にデモテープをおくったりコンクールにも参加しています。
この時のコンクールでは、テープ審査を通過していました。しかし、このタイミングでドラムが脱退することになり、田原さんと中川さんと同じ中学校だった鈴木英哉さんがライブの審査当日までの約束で参加することになりました。

ライブの審査後に桜井さんが改めて鈴木さんをバンドに誘い正式なメンバーになりました。

そして、17才の時にバンド名を「THE WALLS」に変更します。