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水木一郎のプロフィール

プロフィール

プロフィール

名前:水木一郎(みずきいちろう)
本名:早川俊夫(はやかわとしお)
生年月日:1948年1月7日
出身地:東京都世田谷区
血液型:O型
身長:170cm
職業:歌手、作詞家、作曲家、声優、タレント、ナレーター
所属事務所:イエローバード

2022年7月、ステージ4の肺がんを公表

2022年7月、ステージ4の肺がんを公表

70歳を過ぎた現在もパワフルな歌声でファンを魅了する水木一郎さんですが2022年7月26日、前年の声帯不全麻痺により受けた検査でリンパ節や脳への転移を伴うステージ4の肺がんが見つかったことを公表したのです。

そんな水木一郎さんは放射線および抗がん剤による治療で症状は落ちついていたものの、2022年に入ってさらに肺がんが見つかり6月に手術を受けていたことを明かしましたが、同年7月30日にはANIME JAPAN FES2022に登場し、圧巻の歌声で満席の会場を沸かせています。

水木一郎の昔の若い頃

こうして癌で闘病中ではあるものの‟生涯現役”を目標に掲げ邁進する水木一郎さん。ここでは水木一郎さんの昔の若い頃をご紹介します。

幼少期から歌に親しむも、落語家を目指す

幼少期からレコードに囲まれて育つ

幼少期からレコードに囲まれて育つ

実家がレコード店を経営しており、ジャズ好きの母親の影響で幼少期からスタンダードジャズのレコードに囲まれて育った水木一郎さんは、5歳の時には“将来歌手になる!”と宣言していたのです。

中学で落語にハマり、落語家を志す

中学で落語にハマり、落語家を志す

そして中学ではパット・ブーンやエルビス・プレスリーなどあらゆる歌手の歌唱法をお手本に発生練習に励んだ水木一郎さんでしたが、夏休みに友達と落語を見に行くと、落語の面白さにハマり、自分で『水中亭源五郎』と名付け落語を始めたのです。

そして古典落語『饅頭怖い』や『平林』を覚え老人ホームなどで披露した水木一郎さんは、5代目柳家子さんに電話をして弟子入りを志願するも、中学生だったため断られてしまったのです。

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「もうお亡くなりになりましたけど、小さん師匠(5代目柳家子さん)のところへ電話したんですよ。そしたら本人が出たの。僕は今いくつ?って聞かれて、中学生ですけどって言ったら、ウチはね、高校卒業しないと弟子とらないんですよ、って言われて。まだ3年もあるわと思って諦めた」

20歳で歌手デビューするも、暫く不遇の時期を過ごす

16歳の時にオーディションで優勝

16歳の時にオーディションで優勝

そんな水木一郎さんはその後、ジャズ喫茶に入り浸るようになると、当時ザ・ドリフターズの桜井輝夫さんに‟うちで歌を勉強しないか?”と誘われ、テレビ番組の収録やライブの現場に付き人として同行するようになったのです。

そして1964年の16歳の時に桜井輝夫さんの勧めでジャズ喫茶『ラ・セーヌ』で開催されたオーディションに参加した水木一郎さんは、ジョニー・シンバルの『僕のマシュマロちゃん』を歌唱し見事に優勝したのです。

1968年、『君にささげる僕の歌』で歌手デビュー

1968年、『君にささげる僕の歌』で歌手デビュー

その後、1965年に作詞家の和田香苗に弟子入りした水木一郎さんは、同年のテレビ西部劇『シェナンドー』の日本版主題歌をレコーディングするなどの下積み時代を経て、20歳だった1968年に『君にささげる僕の歌』でデビューを果たしたのです。

しかし売り上げが芳しくなかったことなどから一時歌手を退いた水木一郎さんは、生活のためにナイトクラブやキャバレーで歌う日々を送ったのです。

ただ実際には売り上げのせいで引退した訳ではなく、歌手の九条万里子さんと結婚することになったため、新人だった水木一郎さんが身を引いたと言われています。

アニソンと出会い、アニソン歌手として大ブレイク

1971年、テレビアニメ『原始少年リュウ』の主題歌を担当

1971年、テレビアニメ『原始少年リュウ』の主題歌を担当

そんな水木一郎さんはデビューから3年後の1971年に和田香苗さんが書いた曲をレコーディングするためにレッスン場を訪れると、たまたま同席していたディレクターから‟アニソンを歌ってみない?”と声をかけられ、テレビアニメ『原始少年リュウ』の主題歌を歌うことになったのです。

アニソンに転向して4年間で600万枚を売り上げる

アニソンに転向して4年間で600万枚を売り上げる

そして以降、『超人バロム・1』や『変身忍者 嵐』、『アストロガンガー』や『マジンガーZ』、『仮面ライダーX』や『グレートマジンガー』など多くのアニソンを担当した水木一郎さんは、アニソンに転向してから4年間で600万枚を売り上げ、‟アニメソング界の帝王”と呼ばれるようになったのです。

中でも『マジンガーZ』はアニソンでは異例の70万枚という大ヒットを記録し、水木一郎さんの代表曲となったのです。

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