名前：平田オリザ（ひらたおりざ）
生年月日：1962年11月8日
出身地：東京都目黒区駒場
職業：劇作家、演出家

平田オリザさんは『オリザ』と言う名前から芸名だと思われがちですが、実は本名だったのです。

そんな平田オリザさんの名前はラテン語の『oryza』が由来で、日本語で『稲』を意味しており、父親が‟子どもが食いっぱぐれないように”という願いを込めて付けたそうです。

そんな平田オリザさんはこれまで数多くの戯曲を手掛けてきた人気劇作家で、代表作『東京ノート』や『ソウル市民』三部作などで知られています。

そんな平田オリザさんはこれまで、戯曲集のほか『現代口語演劇のために』など理論的な著書も多く刊行し、さらに2012年には小説『幕が上がる』を執筆すると、2015年には映画化され「第70回毎日映画コンクール」などを受賞したのです。

さらに平田オリザさんは駒場にある実家が『こまばアゴラ劇場』だったため、現在はこの劇場の支配人を務め、劇場を通じて若手劇団を支援する活動を行っています。

こうして劇作家として活躍する平田オリザさんですが、初めて演出を手掛けたのは中学1年生の時の学芸会で、主演はなんと、あのデーモン閣下だったそうです。

そんな平田オリザさんはその後、定時制高校に進学すると、2年生の16歳のときに高校を休学し、自転車により世界一周で世界26ヵ国を放浪しています。

平田オリザさんは1989年、歌手で舞台女優の‟ひらたよーこさんと結婚しています。

名前：ひらたよーこ
生年月日：9月4日（西暦は非公表）
出身地：東京都
職業：舞台女優、歌手

その後シンガーソングライターとして活動をスタートした‟ひらたよーこさんは、並行して‟ことばをうたうバンド”『あんなじゅぱす』を結成すると、作曲、歌、ピアノを担当し活躍しています。

そんな2人は、ひらたよーこさんが大学に入学後、大学の新聞で当時平田オリザさんが旗揚げした『青年団』が新入生を募集しており、‟青年団が一番ダサくて、ここなら自分でも大丈夫かな”と思った‟ひらたよーこさんが入団し出会ったことを、Rooftop2017年11月号で明かしています。

こうして1989年に結婚した平田オリザさんと‟ひらたよーこさんでしたが、結婚から20年以上が経った2012年11月に青年団の公式サイトにて、2011年8月に離婚していたこと、そして同時にひらたよーこさんが青年団を退団したことを発表したのです。