青森県で生まれ、3歳から東京都目黒区東山で育った泉谷しげるさんは、目黒区の高台にある高級住宅地で育ったお坊ちゃまだったのです。

泉谷しげるさんは昔から足を引きずるようにして歩いており、インターネット上では『義足なのでは？』という声も上がっていたのです。

しかし泉谷しげるさんは義足ではなく、幼少期に患った病気が原因で足が不自由になったそうです。

このポリオウイルスはかつて小児麻痺とも呼ばれており、5歳以下の子供に感染しやすい病気なのです。

観戦経路は咽頭や小腸の粘膜で、血流から中枢神経に達し、脊髄運動真剣に感染すると、発熱、頭痛などの症状が出るそうです。

ただ症状が出るのは感染者の1割で、更に1割の中から200人に1人に麻痺が現れ、最悪後遺症が残ると言われています。

こうしてポリオウイルスの麻痺の後遺症のより足が不自由になった泉谷しげるさんは、イジメにも遭うなどし『負けてたまるか』と思ったことから、乱暴な言動をするようになったそうです。

しかし2017年に出演したバラエティー番組『有吉反省会』で“破天荒キャラは作り物”だとカミングアウトし話題となりました。

こうして破天荒キャラを作り上げた泉谷しげるさんは、目黒区立東山中学校を卒業すると都立目黒高等学校を中退しています。

そしてローリングストーンズに憧れてロックバンドを組んだ泉谷しげるさんでしたが、18歳の時に自宅が火事で全焼し、持っていたアンプなどの機材を全て失ったことからアコースティックギター1本で出来るフォークシンガーへの道をスタートさせたのです。

また1980年公開映画『狂い咲きサンダーロード』で美術を担当した泉谷しげるさんは、ブルーリボン美術デザイン賞を受賞すると、1986年には自らが監督・美術を手掛けたビデオ映画『デスパウダー』を発表しています。