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シンセポップとは

特徴

特徴

ロックに電子音楽を持ち込んだクラフトワークを中心とするクラウトロックの影響を強く受けながらも、より流麗で親しみやすいメロディを押し出すのが特徴で、ニュー・ウェイヴの中心的ムーブメントとして時代を席巻しました。その後に出現したハウスやテクノなどのダンス・ミュージックにも少なからず影響を与えています。

音楽感

音楽感

音楽的には、シンセサイザーやシーケンサーなどの電子楽器を中心に据えた、ロックと電子音楽の中庸とも言える形態で、楽曲の中にはプログレッシブ・ロックやフュージョンの影響を受けた物もあります。したがってシンセポップに括られるアーティストの中には、ギターをフィーチャーしたロック色の強いバンドもいれば、完全に電子音のみで楽曲を構成するアーティストも存在します。

日本のシンセポップ

日本のシンセポップ

日本では類似の概念としてテクノポップという言葉が使用され一部のシンセポップを包括する場合があるものの、これは和製英語です。シンセポップの一部はパンクから生まれ、その流れを汲んでいましたが、一方でグラム・ロックやディスコなど、軽視されたことのあるジャンルも内部にかかえていました。またテクノポップは日本音楽シーンの流行に連動して用いられる傾向があり、電子楽器による音楽でもテクノポップと呼ばれない場合がありますが、それらの楽曲も、シンセポップやその派生音楽として分類されています。

日本の男性シンセポップ邦楽人気おすすめランキングTOP10-6

10位:ケン・イシイ

10位:ケン・イシイ

生誕1970年5月12日
出身地東京都
学歴一橋大学社会学部卒業
ジャンルテクノ
職業テクノミュージシャン、DJ、音楽プロデューサー
活動期間1993年 -
レーベル70 Drums、sublimerecords

Ken Ishii ’Extra’ - Music Video (HD) - YouTube

出典:YouTube

1993年、ベルギーのR&Sレーベルよりシングル「ガーデン・オン・ザ・パーム」でデビューすると、その後オランダのレイヴ・イベントへの参加や英国での雑誌掲載など、ヨーロッパ圏での人気を高めていきましたが、95年には初のフル・アルバムとなる『JELLY TONES』を日本でリリース。ヨーロッパで受け入れられたテクノ・ビートと彼特有のポップ・センスで、日本でもテクノやハウスのファンだけではなく、広い音楽層のファンに受け入れられています。

9位:Yasushi.K

9位:Yasushi.K

生誕1977年8月25日
出身地兵庫県姫路市
職業
キーボーディスト
作曲家
音楽プロデューサー
担当楽器シンセサイザー
活動期間1995年~
共同作業者
結羽(pLumsonic!)
ぽらぽら。(POSIMO)

【HQ】GEOMETRICAL / LOVE 【5月5日発売】 - YouTube

出典:YouTube

Yasushi.Kは、日本のシンセポップ・ミュージシャン、音楽プロデューサーで、現在、プラムソニック、ポジモ、デフラグといったユニットで活動しています。アイドルタレント等への楽曲提供やリミックス、プロデュース、雑誌・書籍などのライター、ゲームやCM、TV番組の音楽製作のほか、シンセサイザーメーカー、株式会社KORGのデモンストレータ、映像製作なども行っています。

8位:T.M.Revolution

8位:T.M.Revolution

活動期間
1996年 - 1999年3月
2000年4月 -
レーベル
アンティノスレコードエピックレコードジャパン
共同作業者
井上秋緒(作詞)浅倉大介(作曲・編曲)
メンバー西川貴教(ボーカル)

T.M.Revolution 『LEVEL4』 - YouTube

出典:YouTube

浅倉大介プロデュースのもと、96年にデビューすると、コミカルなキャラクターと奇抜なファッションで注目を集めます。翌年「HIGH PRESSURE」でトップ10入り、続く「WHITE BREATH」で1位を獲得。年末には『紅白歌合戦』に初出場を果たします。以後、「HOT LIMIT」ほかヒットを連発、東京ドーム公演も達成しています。

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7位:ピコ太郎

7位:ピコ太郎

生誕1963年7月17日
職業シンガーソングライター
担当楽器ボーカル
活動期間2011年 -
事務所エイベックス

PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)”LONG” ver. ペンパイナッポーアッポーペン「ロング」バージョン/PIKOTARO(ピコ太郎) - YouTube

出典:YouTube

パンチパーマにサングラス、ヒョウ柄の服という風貌だが、プロデューサーの古坂大魔王と容姿は瓜二つです。2016年にYouTubeに投稿した動画「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)が国内の女子高生を中心に注目された後、ジャスティン・ビーバーがSNSで言及すると一気に拡散。世界的な人気を博し、同曲は「全米ビルボードトップ100に入った世界最短曲」としてギネス記録にも認定されています。

6位:電気グルーヴ

6位:電気グルーヴ

出身地東京都
活動期間 1989年 - 2001年/2004年 -
事務所
ソニー・ミュージックアーティスツ( - 2019年)
macht inc. (2019年 - )
メンバー
石野卓球(ボーカル・サンプリング)
ピエール瀧(ボーカル・サンプリング・瀧)

DENKI GROOVE - shangri-la - YouTube

出典:YouTube

91年にアルバム『FLASH PAPA』でメジャー・デビューすると、95年頃より海外でも精力的に活動を展開し、欧州ツアーや各国のフェスに出演。97年にはシングル「Shangri-La」がヒット。2001年に石野主宰の〈WIRE〉出演後に活動休止。各ソロ活動を経て、2004年に再始動、以来、継続的に全国ツアーを行ない、作品を発表します。テクノからダンス、ポップまで多彩な作風で幅広いファン層を獲得しています。

日本の男性シンセポップ邦楽人気おすすめランキングTOP5-1

5位:中田ヤスタカ

5位:中田ヤスタカ

生誕1980年2月6日
出身地石川県金沢市
職業
DJ/音楽プロデューサー/作詞家/作曲家/編曲家
担当楽器ターンテーブル
活動期間1997年 -
事務所
ヤマハミュージックアーティスト
アソビシステム

中田ヤスタカ - Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) MV - YouTube

出典:YouTube

日本を代表するエレクトロシーンの立役者として国内外で支持を獲得すると、リミックスやコラボレーション、『LIAR GAME』シリーズのほか映画の楽曲制作などでも存在感を発揮し、クラブからファッションなど幅広く活躍します。また、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどシーンを牽引するアーティストを手掛けていることでも有名です。

4位:TM NETWORK

4位:TM NETWORK

出身地東京都多摩地域
活動期間
1983年 - 1994年
1996年
1999年 -
メンバー
小室哲哉(シンセサイザー・キーボード)
宇都宮隆(ボーカル)
木根尚登(ギター・キーボード)

Children Of The New Century-チルドレン・オブ・ニューセンチュリー- - YouTube

出典:YouTube

TM NETWORKは、小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人で構成されるシンセポップ・ユニットです。YMOのようなフュージョン寄りのインストではなく、切れのいい歌を入れたデジタルシンセサイザーやサンプラーを中心としたスタイリッシュなポップスの在り方を明確に提示し、1980年代末から1990年代初めの日本国内に一大旋風を巻き起こしました。その音楽性は、デビュー直後のB’zやaccess等1990年代以降のJ-POPやアニメソングにも非常に大きな影響を与えています。

3位:浅倉大介

3位:浅倉大介

生誕1967年11月4日
出身地東京都
職業
音楽プロデューサー
作曲家
編曲家
キーボーディスト

DRASTIC MERMAID DELICATE PLANET’94ver. - YouTube

出典:YouTube

83年よりデジタル・ミュージックの表現方法を模索し、TM NETWORKのサポートを経て、91年よりソロ、さらに貴水博之とのユニット“access”として活躍。accessでは93年に日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞し、翌年には『紅白歌合戦』にも出場。96年には“Iceman”を結成。以降もJ-POPからダンス・チューンまで多彩な楽曲を発表するほか、T.M.Revolutionをはじめ、数多くのプロデュースを行なってきました。

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