2019年8月、ノンフィクション作家・小松成美さんにより、歌手・浜崎あゆみさんと彼女を世に送り出したレコード会社の敏腕プロデューサーが出会い、恋に落ち、別れるまでを実名で描いた小説「M　愛すべき人がいて」が発売されました。

そして、この敏腕プロデューサーこそ、日本を代表する音楽関連企業エイベックスの創業者にして、現在は同社の代表取締役会長をつとめる松浦勝人さんです。

この小説「M　愛すべき人がいて」はドラマ化され、2020年4月よりテレビ朝日系で放送されたのですが、これによって再び注目を集めたのが、松浦勝人さんと浜崎あゆみさんの関係なんですよね。

そこで今回、松浦勝人さんと浜崎あゆみさんの出会いや仲、2人が熱愛関係に至った経緯や破局について時系列に沿って整理してみました。

また、ここに来て急浮上した松浦勝人さんの薬物疑惑による波紋や、話題になった浜崎あゆみさんの2人目の子供についてもまとめてみました。

幼い頃に両親が離婚した浜崎あゆみさんは、母親の負担を少しでも減らしたいと、中学卒業と同時に仕事を求めて家族で上京しました。

大手事務所「サンミュージック」に所属していたものの、入ってくる仕事と言えばドラマのエキストラやグラビア撮影ばかり…当時は、全く売れない無名タレントの一人に過ぎず、タレントとして芽が出る気配は一向になかったと言います。

そんな状況は17歳になっても変わらず、このままではサンミュージックとの契約も打ち切られ、タレントとしての道が完全についえてしまう…そんな絶望の淵で出会ったのが、松浦勝人さんだったのです。

そんな浜崎あゆみさんが、当時エイベックスの専務であり、カリスマプロデューサーとして活躍していた松浦勝人さんに出会ったのは1995年頃のことでした。

六本木にオープンしたばかりのアジア最大級のディスコ「ヴェルファーレ」のVIPルームで浜崎あゆみさんを見初めた松浦勝人さんは、すぐにその才能に気づき、エイベックスにスカウトすべく猛アタックを繰り返したそうです。

しかし、それまでまともに歌など教わったことすらなかった浜崎あゆみさんは、当初は必死で断っていたそうです。

それでも松浦勝人さんの「大丈夫、俺を信じろ！俺がお前を歌手にする！」という言葉に心を動かされた浜崎あゆみさんは、エイベックスに所属する決意を固めることに…。

そして、浜崎あゆみさんは1998年4月にリリースした「porker face」で、遂に歌手デビューを果たすのですが…当初の評判はあまり芳しいものではありませんでした。

その当時、「浜崎あゆみは売れない」などと吐き捨てる業界関係者も少なくなかったようですが、松浦勝人さんだけは歌手・浜崎あゆみを世に出すべく奔走するんですよね。

そんな松浦勝人さんの姿を間近で見ていた浜崎あゆみさんは、次第に彼に対する想いを抑えきれなくなっていくことに…そして、遂に浜崎あゆみさんは松浦勝人さんに自分の気持ちを伝えたのです。すると松浦勝人さんは…