名前：エンヤ
生年月日：1961年5月17日
出身地：アイルランド・ ドニゴール県グウィドー
職業：歌手、作曲家、音楽家

アイルランド北西部のドニゴール県グウィドーに9人兄弟の三女（5番目）として生まれたエンヤは、バンドのリーダーで居酒屋を経営する父親と、アマチュア音楽家として活躍する母親という音楽一家で育ったのです。

そんなエンヤは3歳の時に歌のコンテストに初出場し、4歳からピアノを習い始めると、隣町までレッスンに通い、学校とレッスンを往復する生活を送ったのです。

そして11歳の時に厳格な父親に修道院寄宿学校へ送られ、ここでクラシック音楽、美術、ラテン語、水彩画などを学んだエンヤでしたが、ピアノの先生になることを望んだことから17歳の時に学校を退学したのです。

その後、大学で1年間クラシック音楽を学んだエンヤは、1980年の18歳の時に姉兄らと伯父らで結成したバンド『クラナド』に加入すると、キーボードおよびコーラスを担当し音楽家としてのキャリアをスタートさせたのです。

そんなエンヤはライアン夫妻と共に楽曲制作に励むと、1985年には映画『ザ・フロッグ・プリンス』に楽曲提供が決定し、1986年にアルバム『エンヤ』でソロデビューしたのです。

さらにアルバムからシングルカットした『オリノコ・フロウ』をリリースしたエンヤは、世界中で大ヒットを記録し、唯一無二の音楽で脚光を浴びたのです。

こうして一気に世界の歌姫となったエンヤは1991年に2ndアルバム『シェパード・ムーン』をリリースすると、イギリスのアルバムチャートで1位を記録し、ビルボード・チャートでは計199週（約4年）チャート・インという超ロング・セールスを記録したのです。

そして2000年に4thアルバム『ア・デイ・ウィズアウト・レイン』をリリースしたエンヤは、全世界で1000万枚以上の空前の大ヒットを記録すると、2001年には映画「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌「メイ・イット・ビー」を担当し、アカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされたのです。