名前：アレサ・フランクリン
生年月日：1942年3月25日
没年月日：2018年8月16日（76歳没）
出身地：アメリカ・テネシー州メンフィス

アレサ・フランクリンは、アメリカ出身の女性ソウル歌手です。
ゴスペル系のパワフルな歌唱力を持ち、圧巻の歌声で「クイーン・オブ・ソウル」「レディ・ソウル」の異名で呼ばれるソウルの女王として知られています。

アレサ・フランクリンは1967年に「Respect」で全米1位を獲得してスター歌手としての地位を築き、これまでに「Lady Soul」「Aretha Live at Fillmore West」など数々のヒットを飛ばしてきました。

代表曲は「Chain Of Fools」「A Natural Woman」「I Say A Little Prayer」「Bridge Over Troubled Water」などがあり、日本でも絶大な支持を集めるソウルシンガーです。

1987年には女性アーティストとして初めて「ロックの殿堂」入りを果たし、1999年にはタイム誌の「20世紀を代表する100人」に選出されました。
さらにローリング・ストーンの選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」でも第1位に選ばれるなど世界最高峰の歌手として伝説を残しています。

しかし2018年8月16日に膵臓がんのためミシガン州デトロイトの自宅で死去し、76年間の人生に幕を下ろしました。

ここでは華やかなソウルシンガーとして生きながらも、10代の若さで子供を出産し複数の男性との結婚を経験してきたアレサ・フランクリンの結婚事情をまとめました。
歴代旦那、4人の息子たちの情報をお届けします。

アレサ・フランクリンの1人目の旦那は、マネージャーを務めていたテッド・ホワイトです。

16歳の時に歌手デビューしたアレサ・フランクリンは、19歳の時にマネージャーを務めていたテッド・ホワイトと結婚しました。

アレサ・フランクリンは結婚前にすでに旦那とは別の男性との間に2人の子供をもうけており、テッド・ホワイトとの結婚後に第三子となる三男が誕生しました。

しかし結婚生活は長くは続かず、旦那からの暴力が原因で離婚に至りました。

アレサ・フランクリンの2人目の旦那は、アメリカ出身の俳優であるグリン・ターマンです。

グリン・ターマンは13歳の時に「ア・レーズン・イン・ザ・サン」でブロードウェイデビューを果たし、映画「グレムリン」「バーレスク」などへの出演で知られています。

アレサ・フランクリンとグリン・ターマンは1978年に結婚しましたが、6年間の結婚生活の末に1984年に離婚に至りました。

元旦那のグリン・ターマンとの離婚後、アレサ・フランクリンは2012年1月に3度目の結婚が報じられました。

相手は長年の友人であるウィリアム・ウィルカーソンで、彼との婚約を発表し夏頃に結婚式を挙げる予定であることを報告しました。

結婚式はフロリダのマイアミ・ビーチで家族や友人を招いてプライベート・ヨットの上で行われる予定でしたが、婚約を発表してすぐに結婚式を中止することが発表されました。

結婚式の中止についてアレサ・フランクリンは「ウィルと私は物事を急ぎ過ぎていると感じ、もっと熟慮すべきだと気付きました。現時点では結婚式を挙げる予定はありません」とコメントしています。

そして今後についても「プライベートでデリケートなことなので、これ以上コメントすることはありません」と結婚についての詮索を避けるコメントも発表しました。

婚約そのものが解消されたという噂もあったものの、その後二人の結婚についての続報はないまま、アレサ・フランクリンは2018年8月16日に膵臓がんのため死去しました。
アレサ・フランクリンは人生最後の旦那となるはずだったウィルと結婚式を挙げることはなく、76年の生涯に幕を下ろしました。

1942年に誕生したアレサ・フランクリンは、牧師でシンガーでもある父親と、ピアニストでシンガーである母親の間に生まれました。

音楽的才能に溢れた両親の元で育ったアレサ・フランクリンも幼い頃から音楽の才能に目覚め、10代の頃から父親のアメリカ巡業に同行していました。

しかしそんな折、12歳という若さのアレサ・フランクリンに妊娠が発覚。
子供の父親は近所に住んでいた少年で、アレサは12歳という幼さで1児の母親になりました。

さらに15歳の時にも妊娠し2人目の子供が誕生しました。
アレサ・フランクリンは15歳にして2児を育てる未婚の母となったのです。

その後、アレサ・フランクリンは最初の旦那であるテッド・ホワイトとの間に3人目の子供を出産し、テッドとの離婚後の恋人との間に4人目の子供を出産しています。

アレサ・フランクリンは生涯で4人の子供を残しました。
子供たちは全員息子で、4人とも父親が違います。

息子たちの名前が公開されているので、4人の子供を一覧で見てみましょう。

長男：クラランス・フランクリン（12歳の時の子供）
次男：エドワード・フランクリン（15歳の時の子供）
三男：テディ・リチャーズ（テッドとの子供）
四男：ケカーフ・カニンガム（離婚後の恋人との子供）

4人いる息子たちの中で、三男のテディ・リチャーズはソロシンガーやギタリストとして活動しており、母親アレサ・フランクリンのコンサートにも登場してギターを披露したこともあります。

自身のアルバムも発表しており、ソウルの女王である母親の才能を受け継いだ素晴らしい歌声を響かせています。

ソウルの女王アレサ・フランクリン亡き今、残された子供たちの活躍も楽しみにしたいですね。

アレサ・フランクリンの結婚、旦那や4人の子供についてお届けしました。
76年の生涯で歌手として伝説的な功績を残し、母としても立派に生き抜いたアレサ・フランクリンを生き様を讃えたいですね。