名前：向井 秀徳（むかい ひでのり）
生年月日：1973年10月26日
出身地：佐賀県
職業：ミュージシャン

向井秀徳は人気ロックバンド「ナンバーガール」でボーカルを務めているミュージシャン。ナンバーガールは1995年に結成されたバンドで、1999年にメジャーデビュー。その後は絶大な人気を集めたものの、2002年に解散。2019年に再結成となり、2022年内まで活動することがわかっています。

向井秀徳の身長についてはハッキリしたことがわかっておらず、ネットでは「171㎝」や「176.5㎝」といった情報があります。今後身長が明かされることがあるのかはわかりませんが、170㎝以上あるのは間違いなさそうです。

向井秀徳は幼い頃に人差し指を怪我して今も若干欠けているようです。当時彼は人差し指をエアコンの室外機に突っ込んでしまったようで、このとき先が少し欠けてしまったのだそうです。

そのため、ギターの押さえは彼独自の「オレ押さえ」という奏法を使用していて、人差し指の欠けた部分を使わない演奏を行っています。

向井秀徳は小学校低学年のときに8歳上の兄からアメリカのミュージシャン「プリンス」の楽曲を無理やり聴かされ、これ以降洋楽に興味を持ち、様々な海外アーティストの楽曲を聴くようになります。

向井秀徳は中学に上がるとギターの練習をスタート。当時はレッド・ツェッペリン の楽曲「アキレス最後の戦い」のコピーを試みるも難易度が高すぎて断念。

その後もギターの練習を続けながら作曲も行うようになり、早くから曲作りの経験を積みました。ちなみにギターを始めたきっかけは「モテたい」という思いからなんだそうです。

向井秀徳は高校に上がっても音楽活動は続けていたようで、当時はまだマイナーだったラップを披露したこともあったのだとか。その一方で彼は映画監督への憧れもあったようで、卒業後は映画監督を目指して「日本大学芸術学部」を受験するも結果は不合格で監督になることを断念しました。

向井秀徳は高校を卒業したあとはライブハウスで音響オペレーターやバーテンダーのアルバイトをしていたようで、この頃も細々と音楽活動を続けていたのだとか。

当時の彼は自宅で楽曲制作を行っていたようで、曲作りには一生懸命取り組んでいたのだそうです。

向井秀徳は高校卒業後、ライブハウスで照明をしていた中尾憲太郎を誘い、バンド結成へと動き出します。このときは中尾憲太郎も以前から「一緒にやりたい」と感じていた田渕ひさ子に声をかけ、彼女もメンバーに誘うことに。

その後、向井秀徳が過去にライブを見て惚れ込んでいたドラムのアヒト・イナザワがバンドを脱退したことを知り、彼に声をかけてナンバーガールが結成されました。

向井秀徳はナンバーガールの結成後は精力的にライブを行い、地元福岡で人気を集めます。バンド結成の1年後には自主制作カセットテープを販売し、その翌年には1stアルバム「SCHOOL GIRL BYE BYE」をインディーズレーベルからリリースしました。

1998年には上京し、年間40本以上のライブを行い、東京でも人気を集ます。1999年にはアメリカのテキサス州オースティンでライブも行い、これがきっかけでメジャーレーベルから誘いの声がかかりました。

ナンバーガールは1999年に「透明少女」でメジャーデビューを飾ると、その後はより一層人気を集め、様々なフェスに参加するなど注目のバンドとなりました。

そんな人気絶頂だったナンバーガールでしたが、2002年にメンバーの中尾憲太郎が脱退を希望したのをきっかけに解散となってしまいました。

向井秀徳はナンバーガールの解散後、「向井秀徳アコースティック&エレクトリック」という名前でソロ活動を始めます。さらに元ナンバーガールのアヒト・イナザワを誘ってロックバンド「ZAZEN BOYS」を結成。元々は女性シンガーhàlのバックバンドの名目で結成されたものでしたが、メンバーを募り、現在の形になりました。

向井秀徳はその後、自身のスタジオ「MATSURI STUDIO」を設立し、レコーディングなど裏方としても活動。2010年にはロックバンド「SuiseiNoboAz」の1stアルバムのプロデュースも担当していて、幅広い活躍を見せるようになりました。

向井秀徳はその音楽性から「天才」と称されることが多く、ナンバーガールの解散後も多くのファンを魅了してきました。彼は個性的な歌い方が特徴で、数多くの楽曲で作詞・作曲を担当するなど、その才能はまさに天才といった印象です。

決して万人ウケするミュージシャンではないものの、彼の音楽は多くのミュージシャンに影響を与えたのも事実です。