名前：前田 吟（まえだ ぎん）
生年月日：1944年2月21日
出身地：山口県防府市
血液型：A型
身長：170cm

前田吟は、ティー・アーティスト所属の俳優です。

10代の時に黒澤明監督映画「野良犬」「七人の侍」を観たことで感銘を受けて俳優を志し、演劇研究所「シャトル・アントンス」に通って芝居を始めました。

1962年に上京して本格的に俳優業を目指し、「東京芸術座研究所」や「劇団俳優座養成所」に入所。
劇団俳優座養成所15期生の同期には、地井武男、原田芳雄、小野武彦、村井国夫など現在の大御所と呼ばれる錚々たるメンバーが揃い、〝花の15期〟と呼ばれていました。

1964年にテレビ朝日ドラマ「判決」で俳優デビューを果たし、1965年には朝日放送ドラマ「純愛物語」の主演を務めました。

山田洋次監督作品への出演が目立ち、1969年には「男はつらいよ」に印刷工の諏訪博役で出演。
これがハマり役となり、劇中で寅次郎の妹・さくらと結婚してシリーズ全50作品にレギュラー出演を果たしました。

ここでは60年代から俳優として活躍を続ける前田吟の子供についてまとめました。
長男・次男・三男・四男の名前と職業、再婚でできた娘や息子など、前田吟の子供の情報をお届けします。

前田吟は俳優デビューを果たした1964年に、「劇団俳優座養成所」で一緒だった2学年上の先輩と結婚しました。

妻との間に4人の子供をもうけ、全員が息子という男だらけの家庭を築きました。
息子たちはすでに全員が成人済みで結婚もしており、前田吟には孫が5人、ひ孫が2人生まれています。

最初の妻とは60年近い結婚生活を順風満帆に送っていましたが、2021年に妻をすい臓がんで亡くしました。

その後、2022年に歌手・箱崎幸子と再婚。
箱崎幸子とは荻窪のスナックで出会ったといい、20年ぶりに訪れたスナックにたまたま箱崎幸子も訪れていて、そこで意気投合したのちに2人で会うようになり、2022年春から交際をスタート。

交際期間は短く、2022年6月には婚姻届を提出し、現在は箱崎幸子との結婚生活を送っています。

箱崎幸子は歌手・箱崎晋一郎の未亡人で、前夫との間に子供が3人います。
こちらもすでに全員が成人しているため、前田吟との親子的な交流はほとんどないものと思われます。

ここからは前田吟の子供、4人の息子たちをそれぞれ紹介します。

前田吟の長男は一般人で、名前や顔写真は公開されていません。
職業のみが明かされており、長男はテレビ東京に勤務するテレビマンであることが判明しています。

裏方の仕事ではあるものの、俳優である父・前田吟と長男が一緒に仕事することもあるかもしれませんね。

名前：前田 淳（まえだ じゅん）
生年月日：1966年3月16日
出身地：東京都

前田吟の次男は、C＆Oプロダクション所属の俳優・前田淳です。

父と同じく俳優として活動している前田淳は、主にテレビドラマや映画などに出演。
親子共演となった1995年の「男はつらいよ 寅次郎紅の花」は、次男の代表作の一つに数えられています。

他にも「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」「母べえ」など、山田洋二監督作品をはじめ数々の映画に出演してきました。

テレビドラマでは、「3年B組金八先生 第4シリーズ」阿部一智役、「HOTEL 第5シリーズ」テディ・ニシダ役で出演。
NHK連続テレビ小説や大河への出演も多く、「天地人」「春よ、来い」「坊ちゃん」「功名が辻」に出演しています。

さらに声優としても活動しており、「劇場版マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子-」ではタカシ役を務めました。

前田吟は、次男が前妻の連れ子であることを明かしています。

2022年に再婚した際、メディアのインタビューで前田吟が「実は、お互い連れ子を伴っての結婚で、俳優になった次男・淳は前の女房の連れ子なんです」と明かしました。

ただ、前田吟と前妻が結婚したのは1964年で、次男が誕生したのが1966年。
この数字が間違っていなければ時系列的には辻褄が合わず、謎が多くなっています。
この辺りの詳細は語られていませんが、次男と前田吟の血が繋がっていないことは事実なようです。

前田吟の息子、三男は一般人で、名前や顔写真は公開されていません。

一般企業で働いているようで、噂では長野県の建築関係の会社を経営している社長だと言われています。