名前：城 南海（きずき みなみ）
生年月日：1989年12月26日
出身地：鹿児島県奄美市

城南海は、鹿児島県奄美市出身のシンガーソングライターです。

奄美のシマ唄を広めるために鹿児島の公園で路上ライブしているところをポニーキャニオンミュージックにスカウトされ、2009年1月7日にシングル「アイツムギ」でデビューしました。

2014年からテレビ東京「THEカラオケ★バトル」に出場しており、2016年までに優勝回数10回という脅威の歌唱力で話題に。

自ら作詞作曲も手掛け、2018年にNHK大河ドラマ「西郷どん」の挿入歌の作詞を担当、2020年にはディズニー実写版映画「ムーラン」の主題歌を訳詞し、歌唱も担当しました。

奄美のシマ唄の歌い手であり、ムーランの主題歌を歌った歌手としても知名度を上げた城南海。

ここでは城南海の結婚と彼氏、実家と家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報、彼氏や結婚など恋愛事情をお届けします。

城南海は鹿児島県奄美市の出身です。

鹿児島県奄美大島といえば、歌唱力の高い実力派の歌手が多いことで知られています。
「ワダツミの木」が大ヒットした元ちとせ、「花」「サンサーラ」で知られる中孝介をはじめ、カサリンチュや我那覇美奈など多くの歌手が奄美大島出身です。

城南海は1989年に鹿児島県奄美大島で生まれ、13歳で徳之島に移住し、14歳の時に本土の鹿児島市に移住しました。
そのため実家は現在も鹿児島県鹿児島市にあるものと思われます。

鹿児島市に移住してから三線とシマ唄を始め、高校生の時に鹿児島市内の公園でシマ唄の路上ライブをしているところをスカウトされ上京しました。

城南海は現在、生まれ故郷である奄美大島、大和村、瀬戸内町、徳之島の観光大使に就任しています。

地元も城南海の活躍に期待を寄せており、2018年に始動した奄美大島の世界自然遺産登録を目指す「唄島プロジェクト」にも参加しました。

他にも奄美市の公式マスコットキャラクター・コクトくんの応援隊長を務めるなど故郷に関わる活動を行なっています。

城南海は故郷である奄美のシマ唄を通じて世界に奄美の良さを広めたいと考えており、奄美も地域をあげて城南海の活動を応援しています。

ここからは城南海の家族についてお届けします。

城南海の家族構成は、父親・母親・兄・本人の4人家族で、2人兄弟の妹として育ちました。

城南海の父親は、奄美大島でネイチャーガイドをしています。

2021年にBSフジで放送された特別番組「日本遺産物語～奇跡の島々 世界自然遺産 奄美・沖縄を巡る旅〜」に城南海が出演した際、ネイチャーガイドを務める父親と共に奄美大島の世界遺産を巡っていました。

父親が勤める会社は奄美大島の「アイランドサービス」で、金作原原生林やマングローブの観光ガイド、シーカヤックやホタルウォッチングのツアーなども行なっています。

城南海が自身のSNSで父親のブログを紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

城南海の母親はメディアに出演したことがなく、職業や経歴などの詳細は不明です。

城南海が音楽を始めるきっかけを作ったのは母親で、2歳の時に近所のピアノ教室に母親に連れられて行ったことが音楽との出会いでした。

城南海はインタビューで母親のエピソードを語ったことがあり、自身にとっての母親の味として「鶏飯（けいはん）」と答えています。

東京にも奄美料理の店はあるものの鶏飯に出会ったことはなく、奄美でも作り手によって全く味が異なるとのことで、「私はやっぱりお母さんの味が一番好き」と話していました。

城南海には兄がおり、2人兄弟の妹として育ちました。

城南海が奄美のシマ唄を始めたのは兄の影響です。
奄美を離れて鹿児島市内の高校生になった時、歳の離れた兄がシマ唄に関わる活動をしていたことで興味を持ちました。

兄は趣味が高じてシマ唄を歌うNPO法人を立ち上げ、島出身の仲間と共に音楽ユニット「つむぎんちゅ」を結成。
鹿児島で路上ライブをしたり、お祭りでライブをしたりと、シマ唄を広める活動をしていました。

城南海は自身のことを“お兄ちゃんっ子”と自認しており、そんな兄の姿を見るうちにシマ唄に興味を持ち、シマ唄を歌う活動を開始しました。

毎日のように兄の活動について行き、鹿児島の繁華街にある奄美料理のお店で、三味線の音に合わせて周りの人が節を歌っていく「ウタアシビ（唄遊び）」をやっていたといいます。

そのうち城南海は一人で三味線を持ってシマ唄を歌う路上ライブなどを行うようになり、南日本放送の地元のラジオに出演するなど地域密着型の歌手活動で地元の人から愛されました。

今の城南海があるのは、シマ唄を歌うことの楽しさを教えてくれた兄がいてこそなのかもしれないですね。