名前：リアド偉武（りあど いぶ）
生年月日：1985年10月25日
出身地：東京都

エジプト人の父親と日本人の母親の間に生まれ、日本でドラマーとして活動しているリアド偉武。

ロックバンド「BIGMAMA」の元メンバーで、2019年からは[Alexandros]のサポートメンバーとして活動していました。

リアド偉武が在籍したバンド「BIGMAMA」は、バンドサウンドにヴァイオリンの音色を取り入れた人気ロックバンドです。

高校の同級生だったボーカル・ギターの金井政人とリアド偉武がバンドを結成し、高校3年生の時に文化祭のステージに立つため「BIGMAMA」として活動を開始しました。

「BIGMAMA」は2006年に1stミニアルバム「short films」をリリースしてインディーズデビューしました。
インディーズの新人バンドながら1万枚以上の売上を記録し、その後もインディーズシーンで着実に人気を集めていきます。

ワンマンライブや音楽フェスへの出演を行いインディーズシーンで確固たる人気を獲得した彼らは、2018年3月にメジャーデビューを果たし、メジャー移籍後初のシングル「Strawberry Feels」をリリースしました。

この曲はTBS系列のドラマ「賭ケグルイ」の主題歌に起用されるなど、音楽ファン以外にも知名度を広げるきっかけとなりました。

インディーズ時代から日本武道館でのライブや海外公演を行い、大型音楽フェスのトリを務めるなど確かな人気を得ていた「BIGMAMA」。
メジャーシーンでも活躍している「BIGMAMA」から、リアド偉武が脱退したのは2020年5月のことでした。

2020年5月10日、シングル「セントライト」のリリースを最後にバンドを脱退したリアド偉武。

「BIGMAMA」は2020年1月から5月にかけて全国を回るライブツアー「Roclassick Tour 2020」が開催され、ツアーファイナル公演をもってリアド偉武が脱退することが発表されていました。

しかし開催中に新型コロナウイルスの感染が拡大し、ツアーは途中で中止に。
5人のメンバーで行う最後のツアーでしたが、ファイナルを待たずしてリアド偉武は脱退となりました。

新型コロナウイルスの影響により、予定されていたライブツアーを完走できずに脱退となったリアド偉武ですが、脱退理由は「BIGMAMAと違う道を歩むため」と語っています。

脱退理由の詳細についてリアド偉武は「BIGMAMAと違う道を進む事を決めました」と前置きした上で、「ドラマーとして、新しい冒険を始めたい。自分の可能性をもっと試したい」と、脱退を決断した理由を述べています。

最後に、「BIGMAMA」としてメンバーと共に一緒に作ってきた音楽や、バンドとファンで一緒に見てきた景色全てが宝物であり、誇りであると感謝を述べました。

2020年5月に「BIGMAMA」を脱退したリアド偉武ですが、それより前の2019年から人気ロックバンド[Alexandros]のサポートメンバーとしても活動していました。

[Alexandros]のオリジナルメンバーである庄村聡泰が「局所性ジストニア」という病気になり活動休止をしている間、サポートドラマーとして白羽の矢が立ったのがリアド偉武です。
ライブはもちろん「月色ホライズン」などのミュージックビデオにも出演しています。

リアド偉武が在籍していた「BIG MAMA」と[Alexandros]は、同じレコード会社「RX-RECORDS」に所属しています。

それだけでなく過去には2組で共に全国ツアーを回った仲間であり、活動休止となった庄村聡泰もリアド偉武のことを「人間として、ドラマーとして、全幅の信頼を置く事が出来る」と表現していました。

その後、庄村聡泰は症状が改善しないことから[Alexandros]から離れることを決意。
勇退が発表され、ドラマーの位置が空いたことにより後任が誰になるのか注目が集まりました。

2021年3月をもって[Alexandros]を勇退した庄村聡泰。

庄村聡泰の勇退が発表されたこと、そしてリアド偉武が「BIGMAMA」からの脱退を発表したことで、このタイミングでリアド偉武が庄村聡泰の後任として新加入するのではないかと噂されるようになりました。

「新しい冒険を始めたい、可能性を試したい」という理由で「BIGMAMA」を脱退したリアド偉武がどんな道を選ぶのか、その動向に注目が集まっていました、