12位：Karla Bonoff

カーラ・ボノフは、アメリカ合衆国出身の女性シンガーソングライターです。アメリカ西海岸を代表するフォークシンガーで、アルバム『ささやく夜』のヒットなどが知られています。来日も数多く、往年のアーティストらとデュオも展開、日本でもお馴染みの人気フォークシンガーです。

11位：Kate Rusby

ケイト・アンナ・ラズビーは、イギリスのフォークシンガー・作詞家で、The Barnsley Nightingale（バーンズリー・ナイチンゲール、バーンズリーの歌姫の意）とも呼ばれています。様々な全英フォークフェスティバルに出演しており、今日の最も著名なイギリス人フォークシンガーの一人と見なされています。2001年にガーディアン紙は”イギリス音楽界のスーパースター”と評しています。マーキュリー賞にノミネートされた数少ないフォークシンガーの一人でもあ

10位：Odetta

オデッタ・ホームズは、アフリカ系アメリカ人のフォーク歌手で、1961年にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアがオデッタを「アメリカン・フォークミュージックの女王」と呼びました。同年、ハリー・ベラフォンテとの「バケツに穴が」が全英シングルチャートで32位を記録しています。

9位：Laura Nyro

ローラ・ニーロはアメリカのソングライターで、ブリル・ビルディング・サウンドのニューヨーク・ポップとジャズ、リズム・アンド・ブルース、ショー・チューン、ロックおよびソウルの混合が特徴で、力強く情感的なボーカルスタイルと3オクターブのメゾソプラノの音域で称賛を浴びました。

8位：Alison Krauss

アリソン・クラウスは、アメリカ合衆国イリノイ州出身の歌手、フィドル奏者で、ブルーグラス／カントリーの分野で活動し、1990年代にブルーグラスを新しい聴衆に届けたアーティストとして評価されています。女性としては最多のグラミー賞を受賞しています。

7位：Buffy Sainte Marie

ビバリー・セイント・マリー生まれで、カナダ先住民のシンガーソングライターです。最も人気のある曲の中には、「ユニバーサルソルジャー」、「コディーン」、「あなたが行く時間になるまで」、「バッファローが去った今」、そしてミッキーニューベリーの「ミスターカントユーシー」のカバーがあり、「愛と青春の旅」は、映画「愛と青春の旅人」のために共同執筆され、第55回アカデミー賞でアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞の両方を受賞しています。

6位：Tracy Chapman

トレイシー・チャップマンは、アフリカ系アメリカ人の女性シンガーソングライターで、アコースティック・ギター一本での弾き語りが特色で、「Give Me One Reason」や「ファスト・カー」などのヒット曲で知られています。歌詞は、愛・孤独・人種・階級・貧困・家庭内暴力などの社会問題を、強いメッセージ性で取り上げています。

5位：Ani DiFranco

アーニー・ディフランコは、アメリカの女性シンガーソングライターで、自身のレーベル“ライチャス・ベイブ”を設立し、90年から活動を開始します。当初はスキンヘッドでの弾き語りスタイルでレズビアン・コミュニティからの支持も得ていましたが、髪を伸ばし、ジャズやソウルの色合いが濃くなった90年代半ばから脚光を浴び、96年の『ディレイト』のヒットで女性シンガー・ソングライターの代表格となりました。

4位：Joan Baez

ジョーン・チャンドス・バエズは、アメリカ合衆国のシンガーソングライターで、フォークロックの草創期から、今なお第一線で活動し続けている女性音楽アーティストの第一人者です。キャリアは60年にも及び、フォーク界に多大な足跡を残した人物です。

3位：リンダ・ロンシュタット

リンダ・ロンシュタットは、アメリカ合衆国出身の女性歌手で、米西海岸を代表する音楽アーティストの一人です。1970年代にソロシンガーとして開花し、1980年代までトップの地位を確立、1990年代半ばからの病気による影響で、2010年代以降は引退を余儀なくされています。

2位：Joni Mitchell

カナダ・アルバート州出身の女性シンガー・ソングライター／芸術家。本名はロバータ・ジョーン・アンダーソン。アートスクール卒業後にニューヨークへ拠点を移す。68年にアルバム『ジョニ・ミッチェル』を発表。以降、フォークをベースにしながら、ジャズやロックなどの要素を含めた、繊細でロマンティックな楽曲を多数リリース。CSN＆Y「ウッドストック」、ジュディ・コリンズ「青春の光と影」などの作者としても名高く、彼女の影響を受けたミュージシャンも少なくありません。

1位：カーペンターズ

カーペンターズは、アメリカ･カリフォルニア州ロサンゼルス出身の兄妹フォーク・ミュージック・デュオ。楽器を兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカルを妹カレンが担当。ロック全盛の1970年代において独自の音楽スタイルを貫き、大きな成功を収めました。

58位：Burl Ives

バール・アイヴスは、アメリカ合衆国の歌手、俳優で、日本では俳優のイメージが強いかもしれませんが、元々はアメリカで数多くのヒット曲を持つフォーク歌手として知られています。

57位：Ian A Anderson

イアン・A・アンダーソンは、イギリス、イングランド・サマセット・ウェストン＝スーパー＝メア出身のミュージシャン、フォーク・ギター奏者で、1950年代スキッフルとその副次作用的バンド結成ブーム時代から音楽活動を開始、アメリカン・フォークに興味を広げ、(イギリスの)フォーク・リバイバル・ブームの一つにあったブルース・ギター奏法を会得しています。

56位：Devendra Banhart

デヴェンドラ・バンハートは、アメリカ合衆国の男性シンガーソングライターで、2000年頃からロス近郊でライヴ活動を開始し、2002年に1stアルバム『Oh Me Oh My…』をリリース。“1930年代の音のよう”と形容される土着的な オルタナティヴ・フォーク を展開し注目を集めました。

55位：Davy Graham

デイヴィ・グレアムは、イングランドのギタリストで、フォークを中心にブルース、ジャズ、中東音楽、インド音楽等の要素も持ち込んだ音楽性で、1960年代イギリスのフォーク・シーンにおける重要な触媒になった人物として評価されています。

54位：Jerry Garcia

アメリカ合衆国のミュージシャンで、グレイトフル・デッドのリードギタリストであり、1960年代のカウンターカルチャーの象徴としてよく知られる存在です。その卓越したギター演奏で知られ、ローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第13位、2011年の改訂版では第46位に選ばれています。

53位：Richard Dawson

リチャード・ドーソンは、イングランドのニューカッスル・アポン・タイン出身のフォーク音楽の音楽家で、2014年のアルバム『Nothing Important』は、Weird World からリリースされ、批評家たちの注目を集めました。

52位：Pete Seeger

ピート・シーガーは、アメリカ合衆国のフォーク歌手で、20世紀半ばのフォーク・リバイバル運動の中心人物の一人で、「花はどこへ行った？」、「天使のハンマー」、「ターン・ターン・ターン (Turn! Turn! Turn!)」などの代表作を生み出しました。また、スピリチュアル（霊歌）「ウィ・シャル・オーバーカム」を1960年代の公民権運動を象徴する歌にした立役者でもあります。