名前：梓 みちよ（あずさ みちよ）
生年月日：1943年6月4日
出身地：福岡県福岡市博多区
血液型：O型

「こんにちは赤ちゃん」の大ヒットで知られる歌手・女優の梓みちよ。

1962年に「ボサノバ娘」のキャッチフレーズを掲げてシングル「ボッサ・ノバでキッス」で歌手デビューし、1963年にリリースした「こんにちは赤ちゃん」の大ヒットで歌手としての人気を確立しました。

日本レコード大賞受賞やNHK紅白歌合戦出場を果たすなど人気歌手の仲間入りをした梓みちよですが、その後長らくヒットに恵まれず、1974年に起死回生をかけて床に座り込んで歌うという斬新なパフォーマンスで「二人でお酒を」をリリース。

これが大ヒットして日本歌謡大賞・放送音楽賞・日本レコード大賞の大衆賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも復帰出場を果たしました。

代表曲は他にも「メランコリー」「よろしかったら」などがあり、1960年代から1970年代にかけて活躍した歌手として知られています。

多くの人に愛された梓みちよですが、残念ながら現在は亡くなっています。
2020年1月、都内の自宅で亡くなっているところをマネージャーが発見しました。76歳でした。

ここではそんな梓みちよが生前に起こした明石家さんまとの「シャンパン事件」についてまとめました。
シャンパン事件の詳細、事件後の梓みちよ・明石家さんまの仲や関係にも迫ります。

人気歌手として活躍した梓みちよと、日本を代表するお笑い芸人の明石家さんまとの間に、今も語り継がれるある事件が起きたのをご存知でしょうか。

1986年10月に放送された明石家さんまの冠番組「さんまのまんま」において、ゲスト出演した梓みちよが明石家さんまの失礼な言動に怒り、シャンパンをかけたという事件が起きたのです。

梓みちよはデビュー当初、アイドル歌手のように清純派を売りにしており、周りの関係者からも「とにかく可愛かった」と評価される歌手でした。

しかしその一方で、10代にして飲酒・喫煙を行うなど素行は決して良いとは言えず、世間のイメージとは逆の気の強い女性だったといいます。

その気の強さが災いし、すでに日本トップクラスのお笑い芸人として各番組で司会を担当していた明石家さんまに対し、シャンパンをかけたというこの事件。

「シャンパン事件」として今も語り継がれる事件の詳細を見ていきましょう。

明石家さんまの番組「さんまのまんま」で起きた、梓みちよと明石家さんまの「シャンパン事件」の詳細をお届けします。

1986年10月放送の明石家さんまの冠番組「さんまのまんま」に梓みちよが出演した際、収録中にシャンパンを開けることになった明石家さんまに対し、梓みちよは「（栓を）飛ばさないで」「気を付けて」と注意しました。

「シャンパンをポンと音を立てて開けるのは下品」とも伝えて注意したものの、明石家さんまは注意に従わずに勢いよく栓を開け、シャンパンが噴き出してしまいます。

噴き出したシャンパンは梓みちよが着ていた約80万円のドレスにかかり、その時点で梓みちよの顔には怒りが滲んでいました。

その後、番組は梓みちよのヒット曲についてトークすることに。

ここで明石家さんまが、梓みちよの代表曲である「メランコリー」や「二人でお酒を」の曲名を思い出せず、梓みちよは「好きなら思い出せるでしょ」と食ってかかります。

これに対し明石家さんまが「知らんわ」と失礼な一撃を浴びせたことで、怒りがヒートアップした梓みちよがついに「ほんとに知らないの？」と詰め寄りながら、明石家さんまの顔にシャンパンをかけるという事件が起きました。

梓みちよにシャンパンをかけられた明石家さんまは、「いつも男の人にシャンパンかけてんの？」「おかしな人とデートしてはる」と追撃。

梓みちよはさらに怒りを露わにし、またしてもシャンパンを浴びせて「私、激しい女なの」と攻防を繰り広げました。

ついにスタジオからは笑いが消え、明石家さんまは梓みちよから逃げ回るように。
梓みちよは複数回に渡り明石家さんまにシャンパンをかけた後、「無礼よね」と言い残しスタジオを去りました。

これが梓みちよ・明石家さんまのシャンパン事件の詳細です。
梓みちよが怒った理由については、オンエアはされなかったものの当時噂になっていた不倫について話題に取り上げられたことが、更なる怒りを買ったとも言われています。

その後、梓みちよと明石家さんまの仲はどうなったのでしょうか。事件後の関係についても見ていきましょう。