MIKIKOは東京オリンピック開会式演出をなぜ辞任?電通による排除が理由など文春の報道も総まとめ
東京オリンピックの開会式演出の執行責任者を務めていた振付師・演出家のMIKIKOさんですが、2020年11月9日に演出チームを辞任しています。
その後、週刊文春がMIKIKOさんの辞任劇は、実質的には電通による排除だったことが報じられ、大変な話題になりました。
そこで今回、MIKIKOさんが辞任した理由、電通により排除された理由についてまとめました。
MIKIKOのプロフィール
MIKIKOさんは、Perfumeの楽曲のほぼ全て、BABYMETALの全ての楽曲の振り付けを担当する、今や日本を代表する振付師であり、演出家でもあります。
世界をアッと言わせた、リオ五輪での五輪旗引き継ぎシーンの芸術パートを主導したのもMIKIKOさんで、2019年6月からは東京オリンピックの開会式演出の執行責任者を務めていました。
MIKIKOの東京オリンピック開会式の責任者辞任は排除だったとの文春砲
「東京オリンピックでは一体どんな開会式を魅せてくれるんだろう」
日本国民はもちろんのこと、世界中の人々から大きな期待を寄せられていたMIKIKOさんだったのですが、2020年11月9日、オリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長に辞任届を提出したと報じられました。
これにより、あくまで表向きはMIKIKOさんが東京オリンピック開会式演出の執行責任者を、自ら辞任した形となったわけです。
ところが、2021年3月発売の週刊文春が、実はMIKIKOさんが演出チームから徹底的に排除され、結果的に自ら辞任届を提出するに至った…つまり、辞任させられていたことを報じたのです。
MIKIKOが開会式演出チームを辞任に追い込まれた理由について
MIKIKOのプレゼンがIOCから高い評価を受けるも…
東京オリンピックの開幕をほぼ一年後に控えた2019年6月、この期に及んでも開会式の企画案はほぼ白紙状態が続いたと言います。
事態を危惧したオリンピック組織委員会は、演出メンバーの1人だったMIKIKOさんを執行責任者に任命し、約2ヶ月後に迫ったIOCコーツ副会長への「開幕1年前プレゼン」を託しました。
通常であれば2年の歳月をかけて、じっくりと企画を練り上げ、プレゼンに臨むはずだったのですが、なんと2ヶ月を切ったタイミングでほぼ白紙状態で託されたMIKIKOさん。
文字通り不眠不休の状態で企画を一から練り上げ、約7時間に及ぶ開会式の構成や演出、キャストや衣装など細部にまでこだわったプレゼンを完成させたんですよね。
MIKIKOチームが用意したプレゼンは大成功を納め、IOCコーツ副会長が絶賛するほどの仕上がりだったと言います。
その後も着実に準備を進めたMIKIKOチームの企画案は、2020年に入った頃には、リハーサル寸前の状態まで詰められており、もはは完成形に近いものだったとも言われています。
また、総勢500人に及ぶスタッフやキャストたちも、東京オリンピック本番に向けて正式な契約を結んでいたそうです。
東京オリンピックの開催延期が決定され全てはご破算に…
が、しかし!2020年3月に新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期が決定するんですよね。
オリンピック組織委員会は、コロナ禍による社会状況の変化による簡素化などの観点から、迅速かつ効率的に準備を進めるため、チームの解散を余儀なくされることに…。
それまでのチームに代わって開会式の演出担当となったのは、それまでパラリンピック担当だった電通出身のクリエイティブ・ディレクター・佐々木宏氏でした。
方針変更はMIKIKOには一切知らされず放置されたままだった
この組織変更により、MIKIKOさんは実質的に開会式演出の“執行責任者”という地位を降ろされています。
しかし、MIKIKOさんにそのことは一切知らされず、一旦保留状態ということで、ただただ電通からの連絡を待っていたと言います。
もちろんMIKIKOさんの演出に携わっていた500人ものスタッフやキャストも宙ぶらりんのまま放置され、彼らはその間、新しい仕事を入れることもできず、毎日の生活にも大きな影響が出ていたそうです。
そして、東京オリンピックの開催延期が決まって約6ヶ月後の2020年10月、MIKIKOさんは覚悟をもって、電通の幹部に次のメールを送信しました。
〈まず今の私の状況を経緯と共にお伝えしておきます〉
〈私以外のコアに関わっていたスタッフは延期の報告以降、何の情報もなくただ一時停止していて再開を待っている状況です。「1年の猶予を頂けたと思って前向きに捉えましょう」という気持ちのまま止まっています。〉
(中略)
〈去年の6月に執行責任を任命され、全ての責任を負う覚悟でやってきました。どんな理不尽なことがあっても、言い訳をしないでやってきました。/それを一番近くで見てきたみなさんはどのような気持ちでこの進め方をされているのでしょうか?/コロナで世界がこの様な状況になって、やっぱり一番大切にしないといけないのは信頼関係だと信じて止みません。
本当は、このままフェードアウトするのが平和なやり方なのかな?とも悩みました。/でも、またこのやり方を繰り返していることの怖さを私は訴えていかないと本当に日本は終わってしまうと思い、書きました〉
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愛称: MIKIKO先生
出生名: 水野 幹子(みずの みきこ)
生誕: 1977年8月11日
出身地: 広島県
職業: 振付師、演出家
活動期間: 1996年 -
共同作業者: ELEVENPLAY