64年「困るのことヨ」でデビューすると、同年「アンコ椿は恋の花」で日本レコード大賞新人賞受賞します。独特の“唸り節”と声量ある突き抜ける高音で演歌界の第一人者となり、76年「北の宿から」で日本レコード大賞を受賞しました。

クラブ歌手を経て71年にデビューするも成功せず、73年に「なみだ恋」で再デビュー。以後、「もう一度逢いたい」「舟唄」「雨の慕情」などをヒットさせてスターの地位を築きます。ハスキーな声で女の情念を歌い上げ“演歌の女王”と称されると同時に、映画やTVドラマ、舞台にも出演しています。

11歳の頃より民謡教室に通い、民謡コンクールで上位入賞を重ねるなど、早くから才能が開花、88年に「雨酒場」でデビューすると、日本レコード大賞新人賞をはじめ各新人賞を獲得し、一躍人気を博します。93年には第35回日本レコード大賞を受賞、「流恋草」「無言坂」「浮寝草」「酒のやど」など多くのヒット曲を放つほか、ジャズ、ポップス、民謡など演歌以外のアプローチでも注目を集めています。

97年の「全国歌の甲子園決勝大会」優勝の際、審査委員長の作曲家・鈴木淳からスカウトされ、2002年にシングル「御意見無用の人生だ」でデビューしています。同年末に日本レコード大賞新人賞を受賞、以来、コンスタントにシングルやアルバムを発表しています。

1964年発表のデビュー曲「涙を抱いた渡り鳥」がヒットし、一躍スター歌手の仲間入りを果たします。その後も男っぽい和服の着こなしやショート・ヘア、庶民的な親しみやすいキャラクター、独特のコブシを利かせた爽やかな歌声で人気を博し、代表曲「三百六十五歩のマーチ」などの大ヒットを放ちました。

84年にポップ・アイドルとしてシングル「春はSA-RA-SA-RA」でデビューすると86年、ショッキング・ブルーのカヴァー曲「ヴィーナス」でブレイク。93年デビュー10周年を機にポップスから一転、演歌歌手に転身し「蜩」を発表します。「捨てられて」「たてがみ」などを連続ヒットさせ、幅広く取り込んだ演歌路線を歩んでいます。

幼少より数々の大会でグランプリ受賞し“天才少女”の名声を得ます。藤山一郎に“日本の演歌の財産”と言わしめ、15歳の86年にシングル「袴をはいたわたり鳥」でデビュー。91年には「愛染かつらをもう一度」がヒット。以来、歌謡劇場やリサイタルのほか海外公演も成功を収めます。

ソングライターの石坂まさをによって見出され、69年「新宿の女」でデビューすると、「圭子の夢は夜ひらく」「女のブルース」などがヒットします。薄幸なイメージとハスキー・ヴォイスで女の情念を「怨歌」という独自の世界で歌う人気の演歌歌手です。

小学6年生の時に江差追分全国大会少年の部で、当時史上最年少優勝を飾るなど、数々の大会で優勝を重ね、細川たかしに見出されて師事します。2013年に「三味線わたり鳥」でデビューし、同年末の第55回日本レコード大賞新人賞を受賞、2018年には細川たかしとのデュエット曲「新・応援歌、いきます」が話題になりました。